2024.05.16

タビオ、EC売上高は1%減の18億円 店舗や海外好調で全体は増収

「靴下屋」などを展開するタビオの2024年2月期の国内EC事業の売上高は、前期比1.0%減の18億8900万円だった。国内専門店事業や海外事業が好調で、全体の売上高は同6.3%増の162億2000万だった。
 
国内EC事業については、ECと店舗の共通の販促企画の立案と、ウェブやSNSでの発信力を強化した。顧客の反応やニーズを即座に把握し、ECサイトのトップページに話題の商品を掲載することで購入促進につなげている。
 
インバウンドで購入した顧客が帰国後も継続して商品の購入ができるよう越境ECにも注力している。国内専門店事業、国内EC事業、海外事業のシームレスな販売展開を実施しているという。
 
コラボブランドや地域の特色を生かした商品の提案を推進したことで、国内専門店事業の売上高は同4.5%増の127億300万円となった。香港と韓国への出店や、マラソン大会の需要が回復したことにより、海外・スポーツ卸事業の売上高は同36.0%増の16億2800万円となった。
 
今後は、ブランディング向上施策を実施し、潜在顧客の発掘と既存顧客のロイヤリティー向上に取り組む方針だ。




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