2020.06.25

【ECソリューションマップ2020〈ECサイト構築支援サービス編〉】「楽楽B2B」OCRやAPI公開も UI改善や送料計算の機能拡充を計画

山本皓一朗取締役

ネットショップ支援室が提供するBtoB-EC事業者向けカートシステム「楽楽B2B」が導入企業を伸ばしている。BtoB-ECカート業界初、FAX注文書をデータ変換してシステム内に読み込む「注文書自動読込み機能(AI-OCR)」を実装したり、APIを公開して外部システムとの連携を容易にしている。

6月9日、「楽楽B2B」の受注・顧客関連情報が取得できるAPI機能「楽楽B2B API」の提供を開始した。ネットショップ支援室にカスタマイズを依頼しなくてもデータを取得できたり、外部システムと連携できたりすることで、導入企業が自ら迅速にシステム環境を改善できるようになった。

「昨年4月に提供を開始したAI-OCRによる『注文書自動読込み機能』も好評。それ以外にも、ここ1年間で機能強化が図れている。特に化粧品や食品、家具などのカテゴリーで導入が進んでいる」(山本皓一朗取締役)と話す。

今夏にはさらなるバージョンアップを計画している。顧客企業が抵抗なく利用できるように、よく注文する商品をあらかじめお気に入り商品に設定しておくことで、簡単に注文ができるUI改善の機能拡充を予定している。

家具などのカテゴリー向けに提供している商品ごとの注文個数や荷姿による送料を自動計算し、注文時には顧客に送料を明示できる機能をさらに拡充する。


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