2024.04.15

STORES、ポイント・顧客管理Shopifyアプリ「STORES ロイヤリティ」提供 オムニチャネル展開を支援

STORESは4月10日、ネットショップと店舗の会員情報・購買履歴・ポイント情報などを統合し、オムニチャネルのロイヤリティプログラムをワンストップで実現できるShopifyアプリ「STORES ロイヤリティ for Shopify」の提供を開始した。ポイントプログラムや会員ランクの導入など、顧客体験の最適化に欠かせないロイヤリティ機能をワンストップで提供する。

STORESは、中小規模の店舗運営者に向けて、ネットショップ開設・POSレジ・キャッシュレス決済・オンライン予約システム・アプリ開発など、ショップのデジタル化を総合的に支援するサービスを展開している。

このほど、ネットショップと店舗を一元化した顧客情報の収集・分析ができるShopifyアプリ「STORES ロイヤリティ for Shopify」の提供を開始した。

「STORES ロイヤリティ for Shopify」は、「スマレジ」をはじめとした国内外のさまざまなPOSレジと「Shopify」の標準が連携可能。現在連携していないPOSレジも、STORESが提供するAPIを用いることで連携できる。



顧客ごとの「会員情報」や「購買履歴」を元に、ネットショップと店舗の「共通のポイント」や、購買金額に応じた「ランク判定」など、会員特性に合わせた「ロイヤリティプログラム」の設計・導入が容易に行えるという特徴も備える。

「Shopify」のマイページに会員バーコードを表示し、会計時にPOSレジで読み取ることで、POSレジの購買データをリアルタイム連携。「Shopify」の管理画面から、売上・注文情報をまとめて把握・分析できる。

ネットショップ・店舗の顧客情報を「STORES ロイヤリティ for Shopify」で統合し、Shopifyマイページから店頭購入を含む全ての購買履歴を確認できる。一元化された購買履歴を活用し、顧客ニーズに合わせたマーケティング活動も可能だ。



「STORES ブランドアプリ」サービスを利用することで、「STORES ロイヤリティ for Shopify」で構築したプログラムを用いて「Shopify」と標準連携したモバイルアプリを構築し、顧客に対してよりパーソナライズされた体験の提供もできる。

ネットショップと店舗を運営する事業者が抱える、顧客情報やポイントをネットショップと店舗で統合管理できず良質な顧客体験が提供できない、購買履歴が統合されいないため
リピーター獲得や売上拡大に向けたマーケティング活動ができない、オムニチャネル対応システムの導入・運用ハードルが高いといった課題を解決する。

「STORES ロイヤリティ for Shopify」の提供にあたり、STORES 執行役員 リテール法人部門長 内田皓大氏は、現代の生活者にとって、オンラインとオフラインの両方で買い物をすることは当たり前になった一方で、多くの事業者が「デジタルとリアルの間に存在する溝」を埋めることに苦労しているのも事実であるとし、デジタルとリアルの間に存在する事業者課題を解決し、シームレスな購買体験を実現するために「STORES ロイヤリティ for Shopify」の開発に至ったと話した。

「社会が大きく変化する中で、事業者様の商売をサポートし続けるためには、業務効率化や顧客体験の質の向上、そして最終的には売上の拡大が実現される必要があります。今回の新サービス『STORES ロイヤリティ for Shopify』はまさに、その目的を達成するための第一歩です。私たちは、『STORES ロイヤリティ』を通じて、今後も事業者様の商いの発展を全力でサポートし、さらなる成長を遂げられることを心より願っております。これからも『STORES』のサービスを通して事業者様と共に歩み、1人ひとりのお客様に最高の体験を提供できるよう開発・改善を続けてまいります」とコメントした。




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