2024.03.26

VTuberプロジェクト「ぶいめし」を始動 「バーチャル物産展」で特産品を世界に発信

VTuber、IPコンテンツを通して日本と世界で新たな流通を生み出す“IPコンテンツの総合商社”uyet(ユエット)はこのほど、自社運営のVTuberを活用したマーケットプレイス「バーチャル物産展」において、国内の特産品を世界に発信するVTuberプロジェクト「ぶいめし」を始動した。

uyetの運営する「バーチャル物産展」は、VTuberやVライバーなどが国内の魅力的な商品をオンライン上で開催する物産展を通して広めていく新しいイベント企画事業。完全オンラインでの開催、バーチャルキャラクターが売り子となる仕組みなど、メタバース時代における新たなマーケットプレイスを目指して運営している。

このほど、新プロジェクトとして、地方各地で作られている特産品をVTuberを通して全国に発信することで日本の名産品にする取り組み「ぶいめし」を始動した。生配信番組や移動式食堂などの「食」をテーマとした企画を通して、日本で生産される商品の魅力の周知を図る。

「物(ぶ)産展発!VTuberが移(い)動式食堂を営み、独自の企画で特産品を名(め)産品にする試(し)験的な取り組み」をコンセプトに、紫桃あのん、夏橘つばめ、馬車道はげみのVTuber3名がプロジェクトに参画。日本各地の特産品を全国、そして海外に発信していくグループとして活動を行う。



▲「ぶいめし」メンバーの紫桃あのん(左)、夏橘つばめ(中)、馬車道はげみ(右)

VTuberを活用したマーケットプレイス「バーチャル物産展」は、これまでさまざまな企業の出店を得て2周年を迎えた。国内で生産される質の高い特産品を多数取り扱っているが、その多くは全国で一部の人に知られていない商品となる。

まだ知られていない魅力的な特産品をVTuberを通して全国に発信し、国内の特産品の“価値を証明”するべく活動しているが、「バーチャル物産展」のみでは実施できる企画に制限ががあるとし、さらに多くの特産品を広く、深く国内外に浸透させるため、VTuberの力が最大限に活かされた新しい取り組みができないかと検討し、“食”特化型VTuberプロジェクト「ぶいめし」の提供に至ったとしている。

「ぶいめし」は、VTuberというエンタメコンテンツから“食”につながるプロジェクトとなっており、国内の特産品の魅力をまだ知らない層に、VTuberや企画を通して全国の食の魅力を知ってほしいとの考えを示した。




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