2024.03.24

【珪藻土よりも優秀?!】アイオン、独自の吸水素材をtoCブランド「STTA」で商品化

EC販売担当 佐藤遼氏(左)、STTAプロジェクトリーダー 本橋拓志氏(右)

素材メーカーのアイオンはtoC(消費者向け)事業として、吸水ツールのブランドを運営している。主な販路をECとし、toB(法人向け)事業で培ってきた機能性の高さを動画も活用して訴求している。2024年3月には、商品展開の第3弾として初めてキッチン用品を発売した。

吸水ツールのブランド「STTA(スッタ)」は、独自の超微細気孔スポンジ「ソフラス」を活用した雑貨やキッチン用品を展開している。商品は吸水力、保水力、排水力の高さが特徴で、吸水素材の定番である「珪藻土」と比較しても高い効果を持つ。半導体・精密機器などの繊細な接触を求められるハイテク産業でも使用している素材だという。


▲独自の超微細気孔スポンジ「ソフラス」は、吸水素材の定番「珪藻土」よりも高い効果を持つ

toC展開にあたり、機能性の高さだけでなく、スタイリッシュなデザインを強調している。ブランドのウェブサイトのボタンから遷移し、「楽天市場」で購入できる。商品やサイトのデザイン面はkenmaと協業して世界観を表現している。

新商品は食器などを置ける水切りマットで、シリーズ初のキッチン用品だ。


▲使用イメージ

「吸水性だけでなく、グラスを傷付けにくいなど、機能面における十分なエビデンスがある。画像や動画を活用して、サイトの来訪者に具体的な使用イメージを持ってもらえるようにしている」(EC販売担当 佐藤遼氏)と話した。


▲食器拭きとしても使える

商品の第1弾と第2弾は、メディア掲載や口コミで認知が広がったという。今後については、「インフルエンサーの起用やメディア露出も積極的に実施する方針だ。汎用性の高い素材なので、『水滴ストレスをなくす』というコンセプトに沿って、たくさんの人に使ってもらいたい」(STTAプロジェクトリーダー 本橋拓志氏)と意気込んでいる。






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