2024.03.20

「au PAY マーケット」、グランプリは4年連続で「お酒のビッグボス」 2位も酒店、酒が強い理由は?

写真左からauコマース&ライフの代表取締役社長 尾﨑高士氏、「お酒のビッグボス」の村井祐之代表、通信販売部 部長 大向剣人氏、執行役員 原口紀克氏、担当ECコンサルタント

auコマース&ライフは3月19日、ECモール「au PAY マーケット」の2023年度における優秀店舗を表彰する「BEST SHOP AWARD(ベストショップアワード)2023」の表彰式を開催した。総合賞グランプリは4年連続で酒類販売の「お酒のビッグボス」が受賞した。総合第2位も酒類販売の「リカーBOSS」が受賞し、「お酒が強い『au PAY マーケット』」を印象付けた。

表彰式後にグランプリの「お酒のビッグボス」と2位の「リカーBOSS」に詳しい受賞要因などを聞いた。比較的単価の低い型番商品である酒類の販売店が好成績を収めている背景には、「auスマートパスプレミアム」会員向けのお得な割引施策があるようだ。両ショップとも「お酒を買うなら『au PAY マーケット』が最もお得に買える」と話す。


【総合賞グランプリ「お酒のビッグボス」に聞く】
▶▶https://netkeizai.com/articles/detail/11069/2/1/1

【総合賞2位「リカーBOSS」に聞く】
▶▶https://netkeizai.com/articles/detail/11069/3/1/1


「BEST SHOP AWARD 2023」は2023年度の売上額、売上成長率、顧客の投票などを総合的に評価し、その年のベストショップに対して贈る賞だ。8回目となる今回は、5年ぶりにリアル開催となった。140店舗の受賞店舗のほとんどが横浜の会場に詰め掛け、表彰式は盛況だった。


▲auコマース&ライフの八津川博史副社長が乾杯のあいさつ

総合賞グランプリは、いずみやが運営する酒類販売の「お酒のビッグボス」が選ばれた。4年連続のグランプリ受賞となり、「au PAY マーケット」における圧倒的な強さを誇っている。


▲「お酒のビッグボス」の総合賞グランプリ受賞が発表されると参加者が村井祐之代表を祝福

「お酒のビッグボス」の村井祐之代表は、「酒屋だと『家飲み』が流行ったおかげで売り上げが上がったという捉え方をされるが、われわれからすると『ちょっと違うな』『一生懸命がんばってきたんだけどな』と思うところがある。今回、コロナが明けてもグランプリという賞をいただき、スタッフもすごい自信が付いたと思う」と語った。


▲「お酒のビッグボス」の村井祐之代表(中央)が受賞スピーチ



総合賞の受賞店舗は以下の通り。


【総合賞】
グランプリ:お酒のビッグボス(ビール・お酒)

https://wowma.jp/user/39744535

第2位:リカーBOSS(ビール・お酒)

https://plus.wowma.jp/user/45288558/plus/

第3位:明誠ショップ(スマホ・タブレット・モバイル通信)

https://wowma.jp/user/34800832

第4位:ご当地風土(フルーツ・果物)

https://wowma.jp/user/37987969

第5位:美味しさは元気の源 自然の館 あじげん(ナッツ・ドライフルーツ)

https://wowma.jp/user/14385520

第6位:Joshin web 家電・PC・ホビー専門店(ゲーム機・ゲームソフト・おもちゃ)

https://wowma.jp/user/24793691

第7位:プレコハウス(コスメ・香水)

https://wowma.jp/user/40439387

第8位:日テレポシュレ(キッチン・日用品)

https://wowma.jp/user/5019705

第9位:サプリ専門店シードコムスau PAY マーケット店(ダイエット・健康)

https://wowma.jp/user/32406370

第10位:osharewalker(レディースファッション)

https://plus.wowma.jp/user/34756398/plus/

ファッション部門は24店舗、グルメ・スイーツ・ドリンク部門は33店舗、インテリア・生活部門は15店舗、スポーツ・レジャー部門は14店舗、家電・エンタメ部門は22店舗、ビューティー・ヘルス部門は15店舗を表彰した。

新人賞やサスティナブル賞、ギフト賞などの特別賞は17店舗選出している。

auコマース&ライフの代表取締役社長 尾﨑高士氏は、「この1年を振り返ると『ウィズコロナ』『アフターコロナ』という言葉も聞かなくなるくらい元の生活に戻っていっている。マーケットにおいては元に戻った事業もあれば、変革を求められる事業もあった。特にEC事業は変革を求められた事業だと考えている。ECは今年、2024年問題も迎えるが、お客さまの要望に応え切れるほどマーケットはまだ成熟してはいない。世間ではもうレッドオーシャンだと言われるが、いまだ10%成長をしているEC業界は、われわれKDDIグループとしても重要だ。3000万人のお客さまに『au PAY マーケット』をしっかりと届けていきたい」と話した。


▲auコマース&ライフの代表取締役社長 尾﨑高士氏

さらに、auコマース&ライフが2024年度に経営体制を一新すると発表した。現在、取締役副社長を務める桑田祐二氏が4月1日付で代表取締役社長に就任する。


▲尾﨑高士社長が新たに社長に就任する桑田祐二副社長を紹介

新社長に就任する桑田氏は、「私は表彰式をリアル開催していた5年前から『au PAY マーケット』に携わらせていただいている。KDDI、auコマース&ライフとさまざまな立ち位置で携わらせていただいており、今回、社長という立場になることに身の引き締まる思いだ。auコマース&ライフは、KDDIグループやモバイルのau、最近伸びが著しいUQなどのサービスと連携したECという立場を担って、これからも成長、チャレンジを続けていく会社になっていく。まだまだ、ここにお集りの店舗の皆さまのご指導をいただきながら、少しでも成長を加速できるように一心不乱に頑張っていく」と語った。


▲新社長に就任する取締役副社長の桑田祐二氏

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