2024.03.15

かっこ、不正注文検知サービス「O-PLUX」がD2C/定期通販特化型ECカート「楽楽リピート」と連携

安全なオンライン取引・ネット通販のインフラづくりに貢献するかっこは3月12日、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」において、ネットショップ支援室が提供するD2C/定期通販特化型ECカート「楽楽リピート」とのシステム連携を開始した。これにより「楽楽リピート」を利用する事業者は、「O-PLUX」を短期間・低コストで導入できる。

かっこの提供する「O-PLUX」は、データサイエンスを活用した独自の審査ロジックにより、不正注文をリアルタイムに検知し、クレジットカードのなりすまし注文、不正転売・悪質転売、後払い未払い等の不正被害の防止及び審査業務の自動化を実現する不正注文検知サービス。

このほど、ネットショップ支援室が提供するD2C/定期通販特化型ECカート「楽楽リピート」とのシステム連携を開始した。

「楽楽リピート」は、ファンマーケティングを実現するリピート通販に特化した、SaaS型ECカートシステム。化粧品やサプリメント、ダイエット補助食品などに有効な定期通販機能が充実しており、立ち上げから他社カートからの乗り換えまで、幅広い企業に対応する。

今回の連携により、「楽楽リピート」を利用する事業者は、短期間・低コストで「O-PLUX」を導入でき、クレジットカード不正利用をはじめ、悪質転売、代引き注文での受け取り拒否や後払い決済の未払いなど、あらゆる不正注文に対し、電話番号や空き室情報、さらには不正傾向に基づく豊富なデータベースを活用して、複合的に審査し、被害を低減できる。

従来、担当者が目視審査や住所確認していた部分を「O-PLUX」が代行することで、工数の削減にもつながる。キャンセル処理やブラックリスト追加なども自動で行われるため、高精度な不正対策をオペレーションコストを押さえて実現できる。

2023年7月~9月のカード不正被害額は139.5億円に上り、前年同期比では35.8%増加した。中小企業ほど、情報セキュリティ被害の発生率が増加傾向にあり、EC事業者実態調査によると、年商10億円以上の企業の81.8%が不正注文対策をしている一方で、年商10億未満の企業では67.9%にとどまっており、経済産業省では中小企業のセキュリティ強化を推進している。。こうした状況を受け、かっこは、中小企業をはじめあらゆる企業において、短期間かつ低コストで不正対策を実現するため、「楽楽リピート」と連携開始に至ったとしている。

本連携を記念し、先着10社限定で「O-PLUX」の導入費用と、他のカートシステムから「楽楽リピート」に乗り換える費用を特別価格で提供するキャンペーンを実施する。




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