2020.06.23

「資さんうどん」のネットショップに注文殺到 テモナ×グランドビジョンで飲食店のEC化を支援

「資さんうどん」のECサイト

北九州発祥の「資(すけ)さんうどん」は4月、ECサイトを開設した。2021年から自社ECサイトを本格稼働させる予定で準備をしていたが、新型コロナウイルスの影響により、開設時期を半年以上前倒しした。迅速な対応が功を奏し、実店舗のオープン時以上の売り上げを達成。福岡県のみならず、首都圏や関西圏・中京圏などからの注文が相次いでいるという。

「資さんうどん」のECサイトは、サブスクリプション型ネットショップ構築サービス「サブスクストア」を提供するテモナと、EC事業立ち上げコンサルティングを提供するグランドビジョンが提供する飲食店のEC化支援サービスの第1号案件だった。6月19日から、両社による「ネットショップ開設支援」サービスの本格提供を開始。アフターコロナ支援の一環として、苦境に立たされている飲食業界の活性化を支援する。


テモナとグランドビジョンが飲食店支援で協業

テモナが提供する「サブスクストア」は、単品通販・定期通販の業界シェアNo.1の「たまごリピート」の後継サービスで、ネットショップ(サブスクリプション)事業における販売・顧客・入金・在庫などの管理、販売促進やメール送信などを一元的に管理できるクラウド型システム。

新型コロナウィルス対策による外出自粛や予約キャンセルなどの影響を受け、店舗型(対面型)サービスは安全・衛生面だけでなくテイクアウト対応など売上減に対する対策が急がれている。テモナにも月に100件の問い合わせが入るなどEC化のニーズは高まっている。テモナは累計1400社のサイト構築実績を持っており、グランドビジョンはEC事業立ち上げをワンストップで支援できる。両社の仕組みやノウハウを持ち寄り、発展途上の飲食業界のEC化率を拡大することが新型コロナウイルスによるマイナスの影響を軽減できるとし、積極的な「ネットショップ開設支援」サービスの提供に至ったとしている。

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