2024.03.06

顧客対応クラウド「Re:lation」、「Chatwork」とチャネル連携 さらにシームレスな顧客対応を可能に

インゲージ 代表取締役CEO 和田哲也氏(左)、Chatwork 代表取締役CEO 山本正喜氏(右)

インゲージは3月5日、顧客対応クラウド「Re:lation(リレーション)」において、Chatworkが提供するビジネスチャット「Chatwork」とチャネル連携したと発表した。これにより「Re:lation」のユーザーは、「Chatwork」も含めた問い合わせ窓口の一元管理やチームでの情報共有がよりスムーズに可能となった。

インゲージの提供する「Re:lation」は、複数の問い合わせ窓口を一元管理し、チームで共有できる顧客対応クラウド。メール、電話、チャット、LINEなど多様化するコミュニケーションサービスを1つの画面で扱えるため、顧客との接点が増え複雑になった問い合わせを簡単に一元管理できる。

「Re:lation」は、Chatworkが提供するビジネスチャット「Chatwork」と、2020年5月に通知機能のサービス連携を行い、これまで多くのユーザーに利用されてきた。さらに2022年8月には、インゲージとChatworkが業務提携契約を締結し、「Chatwork DX相談窓口」の提案サービスとして新たに「Re:lation」の提供を行い、ビジネスの効率化・DXの推進に注力してきた。

このほど「Re:lation」は、「Chatwork」をコミュニケーションチャネルの1つとして新たにチャネル連携を行った。ビジネスチャットとの連携は、初の試みとなる。


▲顧客対応の一元管理

これにより「Chatwork」に届いたメッセージの「Re:lation」での送受信が可能となった。メールや電話など従来のコミュニケーションもすべて集約でき、クライアントごとに連絡方法が違っていても、担当者は「Re:lation」1つで対応ができる。担当者ごとの対応件数・対応状況を可視化でき、対応状況がひと目でわかるので対応漏れや2重対応を防止できるというメリットもある。


▲対応状況を可視化・案件管理

複数チャネルにまたがる顧客情報を1カ所に集約でき、「Chatwork」を含む各チャネルのやりとりがタイムライン形式で表示されるので、過去のやりとりをシームレスに確認することも可能。

▲顧客情報をシームレスに管理

ダッシュボード機能では、「受信~対応完了までの時間」や「メッセージの統計」などのデータも簡単に分析できる。


▲ダッシュボードによる分析

今回の取り組みにあたり、Chatwork 代表取締役CEO 山本正喜氏は、「この度、『Re:lation』のコミュニケーションチャネルの1つとして新たに『Chatwork』が連携されたことを大変嬉しく思います。『Re:lation』のチャネル連携機能にビジネスチャットとして初めて採用いただいたことは、ユーザーの皆様の業務効率化に貢献することをプライオリティとして、真摯にプロダクトを高めてきた成果だと自負しております。この連携により、ユーザーの皆様がシームレスなコミュニケーションによる効果を享受できることを期待しております」とコメントした。

インゲージ 代表取締役CEO 和田哲也氏は、「2014年に『Re:laiton』をリリースしてから、多くのお客様より『ぜひChatworkとも連携してください』という声をいただいていました。『Re:lation』サービスリリース10周年の今年、ビジネスチャット国内利用者数No.1・導入企業43万社超である『Chatwork』を『Re:lation』対応サービスとして追加できたことは、イチ『Re:lation』ユーザーであり、またイチ『Chatwork』ユーザーである私にとっても大きな喜びです。この対応により、お客様・取引先様とのコミュニケーションがより円滑に進められることに大変ワクワクしています」と述べた。




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