2023.11.15

越境ECの「WorldShopping BIZ」、越境EC宅配に強いECMSと連携強化 米国向けに新たな国際配送を提供

ウェブインバウンド・越境EC支援を行うジグザグはこのほど、国内EC事業者向けに海外販売をサポートする越境EC対応サービス「WorldShopping BIZ(ワールドショッピングビズ)」において、利用顧客数がもっとも多い米国向けにECMSを用いた新たな国際配送を開始した。500g 1500円~という料金で海外カスタマーの購入体験の向上を促進する。さらにアジア圏では、従来価格と比較して、最大75%オフのプランの提供を開始した。グローバル需要に応える新プラン導入により、海外カスタマーの購入を促す。

ジグザグの提供する「WorldShopping BIZ」は、海外販売をはじめたいすべての国内EC事業者に対して、多言語対応・海外決済・海外配送までをまとめて支援することで海外販売をサポートする越境EC対応サービス。日本語のECサイトにJavaScriptタグを1行追加するだけで、228の国と地域に向けて、海外販売対応を可能にする。



複数の配送方法(国と地域によって異なる)を用意しており、海外カスタマーは​​日数・料金・配送会社の条件をシミュレートし、荷物の配送キャリアを選択することができる。

このほど、越境EC宅配に強いECMSとのパートナーシップを強化し、利用顧客数がもっとも多いアメリカ向けに、ECMSを用いた新たな国際配送の提供を開始した。これにより500g/1500円~という新料金での配送が可能となった。加えてアジア圏では、従来の価格と比較して最大75%オフのプランの提供を開始した。



アフターコロナの現在、小売業界では消費者がオンラインで買い物をすることがスタンダードになり、国境を超えた越境ECの需要が高まっている。インバウンドも復活の兆しを見せており、JNTOの推計によると2023年8月の訪日外客数は215万6900人(前年同月比1169.5%増)で、前月に続き200万人を超えた。多くの訪日外国人は、自国に帰国後に越境ECを通じて日本の商品を購入するというデータもあり、コロナ前以上に観光立国として日本が成長していくことを考えると、海外展開のあり方としても「越境EC」ニーズも欠かさずに考える必要がある。

日本郵便のEMS(国際スピード郵便)と国際小包の国際送料値上げ(2022年6月1日より実施)による影響が長く続いていたなかで、軽重量帯に強いECMSとのパートナーシップに強化により従来の料金設定を見直すことで、海外カスタマーの購入を促進するべく、海外配送料金の値下げを実現したとしている。



これにより「WorldShopping BIZ」を利用する事業者は、該当国在住の海外カスタマーに向けて、安全・安心、かつより安価に、日本からの越境ECの提供が可能となった。





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