メルカリ、越境ECの対応開始 出店者の海外進出を支援

メルカリは10月30日、コマースプラットフォーム「メルカリShops」において、越境EC対応を本格展開すると発表した。合計50社の越境EC事業者と連携し、出店者の海外販売を支援する。
　
出店者は商品を越境EC事業者の倉庫などに配送するだけで対応が完結する。海外の消費者へは、越境EC事業者から商品を発送する。


▲「メルカリShops」の仕組み
　
「メルカリShops」は法人が出店できるサービスだ。カニの通販で有名な「越前かに職人　甲羅組」や、時計店の「加藤時計店」などが出店している。
　
今回の越境EC対応は、すでに越境ECを実施している企業にとっては新たなチャネルの拡大となり、未進出企業にとっては海外進出に挑戦するきっかけになる。
　
メルカリは中期的な経営戦略としてさらなるグローバル展開に力を入れている。2019年から越境販売を開始し、国内だけではなく海外の顧客を含めた循環型社会の実現を推進している。