2023.11.02

【「楽天うまいもの大会」参加店舗に聞く】今年の傾向や挑戦とは?

有力3店舗に話を聞いた


「ヤマサちくわ」、豊橋の老舗が若者へ訴求


ヤマサちくわは、リング状にしたちくわの天ぷらを実演販売した。同社は愛知・豊橋の老舗として知名度が高く、出店は昨年に続く2回目。同大会で限定商品を販売し、ファンの年齢層の拡大を狙った。

「昨年は定番商品の練り物を販売した。目新しいものが好まれる催事ということが分かったので、今年は新規ファンの獲得を目指し、新たな挑戦をした」(営業部 神谷桃子氏)と話す。


▲ヤマサちくわの営業部 神谷桃子氏

同大会限定で実演販売するちくわの天ぷら「ちくわdeリング」は、紅生姜、カレー、青のり、黒ごまの4種類の味わい。販売状況については、「全種類を買う方が多く、売れ行きが良い」(同)と話した。


▲ちくわをポップなイメージにした

「地味に思われがちなちくわを、ポップなイメージにした。若い方もスナック感覚で食べてもらえたらうれしい」(同)と言う。

今後については、「この商品をきっかけに『ヤマサのちくわ』のおいしさに気付いてもらい、ギフト向けなど、強みのあるジャンルの購入へとつなげたい」(同)と意気込んだ。


「おいもや」、1位不動の人気店が初の実演販売


おいもやは、初回から10回連続で参加している。同大会の売り上げランキングにおいて「不動の1位」の座を獲得している。今回は福袋などに加え、初めてとなるシェイクを実演販売した。

「今年は『おいもや』の『楽天市場』出店の20周年でもあるので、気合いを入れた。シェイクは見た目のかわいさと味にこだわり、好評だ。1日500杯を目標としていたが、初日は550杯ほどが売れた」(関谷夕佳代表)と話す。


▲関谷夕佳代表

物販の目玉となるのは、「おいもスイーツ福袋」だ。

「今年は『ありがとう』にかけて10種類を詰め合わせ、1日600セットで販売した。昨年も大人気だった『丸干し干し芋』や、名古屋らしい『味噌スイートポテト』が入っている」(担当 花井紀裕氏)と説明した。


▲人気の干し芋

リピーターが多く、今年も大盛況だったという。







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