2023.10.27

【インタビュー】ライフェックス 工藤一朗社長「売上に直結するブランディングを支援」

ライフェックス 代表取締役 工藤一朗氏


健康食品・化粧品のD2Cからスポーツ団体、不動産投資まで、幅広い業界のコンサルティングを手掛けるライフェックスは、「売り上げに直結するブランディング」を支援している。「ブランドを見つめ直したい」という企業に対して、企業の信念や指針といったコアコンピタンスを考える提案、それを伝える方法をアドバイスしているという。工藤一朗社長に、「ブランドの見直し方」について聞いた。



ブランド見直しで効率化


――クライアント企業はどういった課題を持っているか?


現在、さまざまな業態のクライアントが、「ブランドを見直して、ブランドを重視したい」という課題を寄せている。ウェブ広告の獲得効率やLTVが悪化していることなどが背景にあるようだ。

当社では、ぼんやりとしたブランディングではなく、「売り上げに直結するブランド」を作るアドバイスを行っている。企業の信念や指針といったコアコンピタンスを見直すことによる本当の意味での「ブランディング」を支援している。

「ブランディング」は、CRM施策や新規顧客の獲得施策、データベースの活用方法といったテクニカルな方法と組み合わせながら、実践してもらっている。

例えば、データベースの活用方法について言うと企業は、「ECサイトの売り上げデータ」や、「SNSのエンゲージメント率」などのデータベースを活用することが多い。売り上げデータから、キャンペーンの時期を決めたり、エンゲージメント率からクリエーティブを考えたりするのだ。

当社では、企業のコアコンピタンスに合わせて、顧客データベースそのものを見つめ直す方法を提案している。「どんな人が、どんな目的でブランドとコミュニケーションしているか」を、考え直す施策だ。それによって、ECサイトの構成から、販路、広告の打ち方までが変わってくる。

「ブランディング」というと、「小手先の見せ方」や「イメージの付け方」といった捉え方をする人も多い。

「ブランディング」とは本来、企業の「核」を示すものだ。「核」が定まれば、マーケティングの施策を打つ時も、ブレることはない。結果的に効率的な広告運用が可能になる。






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