アマゾン出品者のコンサルティングなどを手掛けるアグザルファは、アマゾンの広告運用を代行するサービスを提供している。2年前に、アマゾン外のニュースサイトやアプリに配信される「アマゾンDSP広告」の運用サポートを開始。アマゾン広告の運用事業が急成長しているという。「アマゾン内外の広告の露出のタイミングを最適化することによって、同じ広告費で、売り上げを2倍以上に伸ばした実績も多数ある」（広告運用部 川合美優マネージャー）と話す。
アグザルファは、独自調査によって把握した、アマゾンの最新情報を、クライアントの施策に早期に反映する点に強みを持っているとしている。アマゾン出品商品の検索結果において上位を狙うSEO対策も可能。商品ページの最適化や、競合分析・売上分析など、アマゾンに関するさまざまな支援を行っている。
同社がアマゾンの出品をサポートした企業では、サポート前と比較して、売り上げが5倍に伸びた企業が89社、4倍に伸びた企業が100社以上あるという。2倍に伸びた企業はそれ以上あるとしている。
同社は、アマゾンの検索結果に表示されるスポンサープロダクト広告やスポンサーブランド広告などの運用代行サービスについて、長年の提供実績を持っている。これまで多くのアマゾン出品者の売り上げ拡大を支援してきたとしている。
アグザルファでは、アマゾンの、システム更新や仕様変更を常にキャッチアップし、広告運用に反映させられる体制を整えているという。「動画広告が活用できるようになった」「配信先が増えた」といった情報を、いち早くクライアントの施策にフィードバックできるとしている。
アグザルファがサポートした、あるケースでは、広告施策の変更を提案したという。従来の広告施策では、アマゾンのビッグセールのタイミングに合わせて、日ごとの広告予算だけを設定していたという。アグザルファでは、アマゾンユーザーが多い時間帯に合わせて、予算を調整することを提案したという。「キーワードを細かく設定しつつ、ビッグワードも設定するようにした。その結果、同じ広告費で売り上げ倍増を達成することができた」（川合氏）と話している。今後も、多くのアマゾン出品者のサポートをしていきたいとしている。
