POST COFFEEは8月10日、サブスク機能をアップデートした。配送量のカスタマイズや、検索機能を充実。コーヒー初心者から上級者まで、使いやすいシステムを意識したという。
今回のアップデートでは、既存の顧客へのアンケートやインタビューをもとに、4点の改善を実施したという。
1つ目が検索機能の充実だ。
同社のサブスクはこれまで、「コーヒー初心者」をメインターゲットにしてきたため、詳細な検索はできなかった。今回のアップデートでは、生産国や精製方法、評価などによる、より詳細な検索を可能にした。コーヒーに精通した人でも選びやすくしたという。
2つ目としては、配送量のカスタマイズを可能にした。これまでサブスクでは、コーヒー豆75グラムのみだったが、150グラムと300グラムも選べるようになったという。選べるコーヒー豆の種類も、3種類から最大6種類まで増やしている。
3つ目の改善点は、レビューの共有機能についてだったという。同社の自社ECサイトにはこれまでも、レビュー機能を搭載していたが、投稿したユーザー自身しか見られない仕様になっていたという。
「レビューをオープンにしたほうが、選ぶ楽しみが増えると考えた」（下村領CEO）と話す。現在は、同社の会員約7万5000人のレビューを確認することができるようになっているという。
4つ目として、レコメンドエンジンも、今回のアップデートに合わせ、変更したという。
同社では「配送センターの新設や、人員の増員もあり、これまで対応できなかったサービスも提供できるようになってきた。今後もサービスを充実させ、事業を拡大させていきたい」（同）と話している。
