2023.08.30

「ネクストエンジン」、ダッシュボードの「自動出荷率表示」機能を提供 物流・配送業界とEC事業者の出荷連携を強化

NE(エヌイー)は、SaaS(クラウド型) EC Attractions「ネクストエンジン」において、新機能としてダッシュボードの「自動出荷率表示」の提供を開始した。物流・配送業界とEC事業者の出荷連携のさらなる強化を図った。

NEの提供する「ネクストエンジン」は、受注・発注・仕入・在庫~分析等、ネットショップに必要な機能を集約したクラウド(SaaS)型EC Attractions。

このほど、新機能として、ダッシュボードの「自動出荷率表示」の提供を開始した。本機能を利用することで、自社の当月の自動出荷率と前月比較の確認、および「ネクストエンジン」を利用する企業の平均自動出荷率も確認できる。初回リリース時には、自動出荷率を向上させるための虎の巻(設定)コンテンツの充実も予定している。


▲ダッシュボードのイメージ

今後は、「自動出荷率表示」機能を利用するなかで得られるデータをもとに、受注から出荷までのプロセスでデータ上の時間や手間がかかっている部分へのサジェスト提供、「ネクストエンジン」上での要対応受注や設定へのサジェスト提供、売上やコストに関する詳細な分析や算出機能の実装、ユーザーごとのパーソナライゼーションやカスタマイズ機能の追加などの機能拡張を計画。さらにダッシュボード機能だけでなく、プロセス全体を効率化・最適化のための新機能開発も進行中としている。

NEは、自社の最大の強みは、受注や出荷のデータはもちろん、それらの更新状況や運用のデータなどECに関連する横断的なデータを大量に保有していることだとし、これらの情報資源を駆使し、どれだけコストを削減できるか、いかに迅速かつ効率的に出荷を行うかを絶えず追求していく考えを示した。

「ネクストエンジン」は、先日発表した料金プランの改定において、受注処理の自動化や商品管理の強化を促進し、導入によるコストパフォーマンスをより一層体験できるよう新機能をリリースするとの公約を掲げた。

2024年には、働き方改革関連法により物流・配送業界は労働時間の上限規制が課され、EC市場においてもより一層、出荷連携の最適化が求められることになる。

2023年4月末時点での「ネクストエンジン」の総契約社数は5772社、年間受注処理件数は15億件以上となり、日本のEC市場での持続的な成長を目指すなか、自社の社会的責任の大きさを再認識とし、多くのEC事業者が今後直面する受注から出荷指示までの効率化を支援するため、ダッシュボード「自動出荷率表示」の提供に至ったとしている。

今後も「ネクストエンジン」は、商売を楽しく、「せかいであそぼ。」を実現するため、EC事業者の業務効率向上の取り組みを続けていく考えを示した。




RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事