「無印良品」、「ZOZOTOWN」に出店 若年層への販促が狙い

良品計画は8月25日、「無印良品」ブランドのアイテムをファッションECモール「ZOZOTOWN」に出店すると発表した。ZOZOと販売委託契約を締結し、9月1日正午から販売を開始する。

良品計画は自社ECサイト以外にはアスクルが運営する「LOHACO」に出店している。コロナ禍の2020年には、「Amazon」「楽天市場」に出店し、ECの販路を広げていた。今回、若年層ユーザーが多い「ZOZOTOWN」で販売することで、今まで若年層に認知されていなかった「無印良品」の商品やサービスを知ってもらう機会を増やしたい考えだ。

「ZOZOTOWN」では、レディースやメンズ、キッズウェア、靴・バッグなどの衣料品約500品目およびコスメや収納用品、キッチン用品など生活雑貨900品目を販売する予定だ。衣料品では「MUJI Labo」やルームウェア、肩の負担を軽くするリュックサック、生活雑貨では化粧水などのケア用品やインテリアフレグランスといった、20代から30代の支持が多い商品をそろえる計画だ。

ZOZOは「ZOZOTOWN」内に「無印良品」の販売開始を告知する特設サイトを開設した。「ZOZOTOWN」ユーザーに「無印良品」を販売することを周知し、利用促進につなげる。


▲特設サイトを開設

「無印良品」オープン記念キャンペーンも実施する。オープン日限定で一部対象商品を購入する際に使用できる500円引きクーポンを配布する。1万枚限定で税込3300円以上を購入した人に、限定のプリントを施した「綿 マイバッグA4」をプレゼントする。さらに9月1日正午～９月８日10時の期間に、「ZOZOTOWN」限定のTシャツを予約販売する。