日本通販CRM協会、台湾政府系機関と連携 MOU調印式を実施

日本通販CRM協会はこのほど、台湾の政府系機関・CDRI（商業発展研究所）との連携を開始したと発表した。
　
日台間で、ECをはじめとしたデジタルビジネスに関する情報交換を行っていくほか、企業への支援体制を整えていくとしている。
　
これに先立ち、7月31日、都内の会場で合同セミナーを開催し、MOU（覚書）の調印を行った。日本のEC企業のほか、台湾の訪日団など、合わせて約200人が参加した。
　
調印式に登壇した向理事長は、「当団体は、企業と顧客の間の関係価値創造のために活動している。調印を一つのきっかけとして、今後日台で連携を深め、支援協力を進めていきたい」と話した。
　
台湾政府のデジタル産業署もコメントを発表。「これは台湾と日本のEC業界団体間の初の国際協力だ。2国間の産業交流、協力、ビジネスチャンスの発展が期待される」とした。
　
MOU調印の後には、日台のEC企業などがビジネスマッチングを行う交流会も実施した。