ビィ・フォアード、売上が初の1000億円に 増収率は30％以上

中古自動車や自動車用品の越境ECなどを展開するビィ・フォアードはこのほど、2023年6月期の売上高が、未集計ながら、初の1000億円を達成する見通しであることを明らかにした。前期比30％以上の増収になったとみられる。
　
同社の2022年6月期の売上高は、前期比44.8％増の814億円だった。2023年6月期も、前期に引き続き大幅増収となった。
　
2023年6月期は、メインとなる中古車の越境EC事業に加え、中古車のプラットフォーム事業も伸長したという。
　
「プラットフォーム事業では、高級車やレアな車の売り上げが好調で、単価も伸びた。2023年6月期の全体の売り上げのうち、約11％を占めるまでに伸びてきている」（山川社長）と話す。
　
同社では、プラットフォーム事業の売り上げを、全社売り上げの30％まで伸ばすのが目標だという。
　
「日本での知名度はまだまだだが、越境ECの売り上げは、日本でもトップクラスだと思っている。今後は、越境ECや輸出入のシステム・ノウハウの提供にも力を入れていきたい」（同）と話している。