2023.08.11

集英社、広告配信・分析サービス「Shueisha Data +」リリース サービス横断しデータ活用

集英社はこのほど、自社のマンガアプリや雑誌Webメディア、ECサイトなどで取得した閲覧情報や、購買情報などの1st Partyデータを自社カスタマー・データ・プラットフォーム上で統合し、広告配信・分析に活用できるサービス「Shueisha Data +(集英社データプラス)」の提供を開始した。ポストクッキー時代に対応したデータ活用により、広告の価値の最大化を図る。

集英社では、サービスごとに点在していたデジタル上のデータを自社カスタマー・データ・プラットフォーム上で統合することで、それらをデジタルマーケティングへ活用できる基盤構築を進めている。その一環として8月より、広告・分析領域で活用するサービス「Shueisha Data +」の提供を開始した。

集英社のマンガアプリや雑誌Webメディア、ECサイトなどで取得した閲覧情報や、購買情報などの1st Partyデータを自社カスタマー・データ・プラットフォーム上で統合し、広告配信・分析に活用できる。集英社の様々なサービスを横断してのデータ活用が可能となり、集英社が展開する異なるメディア間においても連携した広告配信・分析を行うことが可能だ。



これに伴い、生成したセグメントを用いて、女性誌メディアを中心に横断配信が可能な「HAPPY PLUSターゲティングネットワーク」を新たに広告配信メニューとしてセールス。これまでも提供していた「外部誘導」「ダークポスト」などのSNS広告を中心とする外部媒体メニューにおいても、各外部プラットフォームのデータと「Shueisha Data +」独自のセグメントをかけ合わせた活用ができる。

分析メニューでは、各メディアの広告記事タイアップレポートをさらに充実させ、記事来訪ユーザーの興味ジャンルや、他の集英社メディア・記事へのアクセス傾向などを可視化。これにより、その後の広告施策に向けて、新たな展開や切り口へのアイディアを得られるようになった。

「Shueisha Data +」では、今後もさらなるデータの拡充やメニュー開発を行っていく考えを示した。




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