2023.07.06

佐川急便、ユーグレナと「サステナブル配送」 配送時に次世代燃料を使用

サステナブル配送プロジェクト

佐川急便は6月26日、ユーグレナと共同で、「サステナブル配送プロジェクト」を開始した。ユーグレナの通販における配送の一部に、次世代バイオディーゼル燃料「サステオ」を使用する。

「サステオ」は、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない、持続可能性に優れたバイオマス原料から作られる。燃料の燃焼段階ではCO2を排出するが、原料となる植物や藻類が成長過程でCO2を吸収するという。そのため、CO2の排出量がプラスマイナスゼロになる燃料として、カーボンニュートラルの実現に貢献することが期待されているという。

このプロジェクトでは、顧客がユーグレナの自社ECサイトから参加し、共に問題解決できる仕組みを構築しているという。


▲プロジェクト参加のイメージ

次世代バイオディーゼル燃料の普及における、価格や供給方法といった課題に対して、「顧客」「荷主(ユーグレナ)」「配送(佐川急便)」の3者が費用を案分して負担し、トラック輸送による温室効果ガスの排出量削減を目指すとしている。
 
同プロジェクトの初期目標として、佐川急便で配送するユーグレナの製品を対象に、約3000リットルを「サステオ」に置き換えることを目指すという。





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