2023.07.05

デジタルガレージとカカクコム、「食べログ仕入」のサービスメニューに「DGFT請求書カード払い」を追加

デジタルガレージとカカクコムは6月29日、カカクコムが運営する飲食店向け発注業務効率化サービス「食べログ仕入」のサービスメニューに、デジタルガレージの提供するB2B決済サービス「DGFT請求書カード払い」を追加した。飲食店の経営の効率化や、資金繰りへの対応を支援する。

飲食業界においては、外食産業を中心にDXの機運がますます高まりつつある。デジタルガレージとカカクコムは、2023年3月にフィンテック事業の共同企画・開発、展開について基本合意し、デジタルガレージが提供する「DGFT請求書カード払い」を飲食店向けDXの一環として展開してきた。

「DGFT請求書カード払い」は、銀行振込の請求書での支払いをクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日程度繰延するB2B決済サービス。取引先がカード決済に対応していない場合でも利用が可能で、季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートしている。



レストラン検索・予約サイト「食べログ」の店舗会員における、「DGFT請求書カード払い」の利用実績は、約70%が食材や飲料などの仕入れの資金繰りに活用されている。

このほど新たに、カカクコムが運営する「食べログ仕入」のサービスメニューに「DGFT請求書カード払い」を追加した。



「食べログ仕入」は、飲食店向けの発注業務効率化サービス。飲食店はスマートフォンなどからログインして発注先を登録するだけで、発注書の手書き・管理の手間や、FAX送信の費用などをかけることなく簡単に発注ができる。今回の取り組みにより、「食べログ仕入」のサービス画面上から、「DGFT請求書カード払い」の利用が可能となった。

「食べログ仕入」においても「DGFT請求書カード払い」を活用できるようにすることで、さらなる飲食店の経営の効率化や、飲食店が直面している原材料の高騰による資金繰りの悪化などへの対応策を提示していく考えを示した。

今後は「食べログ仕入」と「DGFT請求書カード払い」のID連携/API連携によるサービスのシームレス化など、さらなる利便性向上に向けた取り組みについて検討を進めていくとしている。




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