韓国のアパレルブランドの代理店を手掛けるMXN JAPANは4月18日、韓国コスメのオンラインセレクトショップ「kkumim（クミム）」を開設した。
韓国のコスメブランドと直接契約を交わした正規販売店で、日本の店舗では販売されていないブランドを取り扱っている。通常販売と同時に、定価の3割引以上の値段で購入できる「お試しサービス」も行っている。
韓国のコスメは2013年頃から日本でも人気が出始め、現在は多数のブランドが日本で展開されている。「ブランドや商品数が多すぎて何を使ってよいのか分からないという声が多い。この現状を解決したいと考え、このサービスを始めた。試して気に入れば、リピートして購入できる」（kkumimサービス責任者兼マーケティングディレクターの久城宏輔氏）。
同社の強みは、韓国に現地スタッフがいること。リアルなトレンド情報から、日本で流行する可能性のあるブランドを仕入れた。「韓国では中堅以上のブランドで、効果が実感できる物。ターゲットはZ世代ではなく、社会人以上の大人向けにした」（同）と話す。
▲現在は8ブランドを展開他にも、韓国内でのブランドや商品の評判など、日本のユーザーが求める情報を韓国チームと共有。各商品の魅力を詳細に伝えるため、言葉のニュアンスなどもすり合わせている。このような情報は、商品ページの「商品情報」や、トップページの「マガジン」の記事などに生かしている。「メディアECを目指している。今後は特集記事なども載せたい」（同）と言い、韓国チームと協力して情報発信をしていく考え。
韓国のコスメブランドの多くが日本進出を望む一方で、日本進出のサポートをする企業は少ないという現状がある。同社では、商品の輸入から出品までフルサポートしている。成功までのマーケティングやアプローチ方法などもリードし、日本につなげるかけ橋を作っていく。
