2023.06.26

ペット用品の『GREEN DOG』、ペットの食事相談を強みに 「ペットフーディスト」へ相談は月200件

ビデオチャットやメールでも相談に対応

ペット用品のEC「GREEN DOG(グリーンドッグ)」を運営するカラーズでは、ECサイトと実店舗での食事相談に注力している。「ペットフーディスト」の資格を持つスタッフが対応し、適切な食事の提案を行っているのだという。年齢による、商品の切り替え時などについて相談を受けることが多く、その後の商品の購入につながるケースも増えているようだ。

食事相談は2022年8月から、完全予約制にしたという。「以前は営業時間中に受け付けていた。相談件数が多くなったことから、対応できないケースが増えてしまった。そこで完全予約制とした。現在は30分制で対応している」(GREEN DOG事業本部 事業開発部 マーケティング・PR担当 洞田絵里氏)と話す。現在は、予約から2~3日以内で対応できることがほとんどだという。

電話のほか、ビデオチャットやメールでも相談に応じている。事前に「犬種」「年齢」「症状」を入力してもらうことにより、相談時間を短縮しているのだという。現在はECサイトの相談だけで、1ヵ月約200件の相談があるという。


▲自社ブランドのドッグフード

「相談から販売につなげることは考えていない。そのため、お薦めの商品を他社ECで購入する人もいるだろう。もちろん当社での購入してもらえるよう、商品ラインアップを充実させることには力を入れている」(同)と話す。

「近年は、D2Cを中心に、高品質なペットフードを販売する事業者が増えてきている。『そこでしか買えない商品』の価値が高まっているのは間違いない。当社でも、2017年から自社ブランドのドッグフードを販売している。今後は自社ブランドの商品ラインアップも拡充していく方針だ」(同)と話している。






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