2023.06.06

【注目のCRMソリューション】MAツール「EC Intelligence」、CVR40%向上の事例も サイト改善で検索漏れ防ぐ

「EC Intelligence」を導入したアウトドアECでは、検索画面の表示を変えてCVRが40%向上した

データマーケティングのシナブルは、さまざまな機能を搭載した、“オールインワン”のMAツール「EC Intelligence(イーシーインテリジェンス)」を提供している。メールマーケティングや顧客分析、サイト内検索エンジンなどを搭載しているという。ある中堅アウトドアECの導入事例では、同ツールを使って、サイトの改善を行ったところ、CVRが40%高まったとしている。

「EC Intelligence」は、ECと店舗の両方の販促に使えるMAツールだ。顧客別の分析結果に応じて、パーソナルなリマインドメールを配信したりすることもできる。ECサイト内に検索エンジンやレコメンド機能などを設置することも可能だ。

アウトドアECのある事例では、登山用ギアの商品検索において、「男性」「女性」で商品カテゴリーを絞った後に、「登山ギア」カテゴリーを選択すると、本来数十品目あるはずの検索結果が、0件と表示されてしまっていたという。

通常ならば、ECサイトのパッケージの改修を行う必要があった。同社では、「EC Intelligence」を使って、検索画面に、「『ALL』で検索」と表示するようにした。その結果、男女の絞り込みを防ぐことができるようになり、CVRの向上に役立ったという。

別のBtoB-ECサイトでは、表示を追加することにより、会員登録時の離脱を防ぐことができるようになったという。同サイトでは、会員登録の画面で、入力者の業種を入力してもらう3つのフォームを用意していた。従来は、3つ全てを入力しないとエラーが出てしまう仕様になっていたという。2つしか入力していないユーザーが、エラーの原因に気付かず、離脱してしまうという課題があったとしている。

同サイトでは、「EC Intelligence」を活用し、「3つの枠を全て入力」と表示するようにした。その結果、離脱率が改善したという。




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