2023.05.25

EC構築プラットフォーム「ecbeing」、2022年の流通総額が約41%増の9912億円に拡大

ecbeing(イーシービーイング)は5月25日、EC構築プラットフォーム「ecbeing」の2022年の年間流通総額などを公開した。2022年1月~12月の「ecbeing」の流通総額は、前年7016億円から伸長し、9912 億円に達した。これに比例し、年間総受注件数や年間総ページビューも増加した。

ecbeingの提供する「ecbeing」は、14年連続シェアNo.1獲得の実績を持つEC構築プラットフォーム。業種や業態を問わず、EC戦略立案から、ECサイト構築、デジタルマーケティング・デザイン支援、EC専用クラウドインフラ・セキュリティまで、ワンストップで提供が可能で、1999年のサービス販売開始以来、大手や中堅企業を中心に1500サイト以上に導入されている。

このほど、2022年1月~12月の「ecbeing」の流通総額が9912億円に達したと発表した。前年比約41%増と拡大している。

【年間流通総額の推移】


2022年は、各社が顧客のファン化を強化するマーケティング戦略、ECサイトのメディア化、新規モール事業参入など、新しい取り組みを推進する動きが増加していた。コロナ禍の影響でEC化率も高まるなか、他社との差別化や顧客満足度の向上を今まで以上に進めていくことは、各社共通の課題であったと考えられるとしている。

こうした状況のなかecbeingは、メディアコマースを活用したメーカーECや新規モールサイト、ネットスーパーなど様々な業界・業態のECサイト構築を幅広く手がけた。

それと同時に、200名を超えるデジタルマーケティング人材によるマーケティング支援、およびMA施策・CRMなどの対応、およびレビュー・SNS連携・動画・店舗予約・アプリなどの最新トレンドに特化した「マイクロサービス」の提供を行い、人とサービスの両軸により、各社のEC事業の業績を伸ばすことができたとしている。

年間の「ecbeing」全ユーザーの総受注件数も、2019年が約4537万件、2020年が約6233万件、2021年が約6479万件、そして2022年が約7377万件と、年間流通総額に比例して4年連続で増加した。

【全ユーザーの総受注件数の推移】


年間の「ecbeing」総ページビュー数は、2021年が約113億PVに対し、2022年は約143億PVとサイトの回遊性も大幅に向上している。ページビュー数が向上した要因の1つとして、アクセス数の多い大手 ECサイトへのリリースや、Instagram連携ツール「visumo」やレビュー最適化ツール「ReviCo」、メディアコマースを構築す「UNITE」といったマイクロサービスの導入が広がったことにより、マーケティング戦略に則ったサイト自体の訴求強化と、コンテンツ充実の影響で集客や回遊率向上に繋がっているとの見解を示した。

2022年の流通総額の大幅な増加につながった要因については、「ecbeing」が売上を上げるための様々な機能やマーケティングサービス等をワンストップで提供できること。さらにそれを実現する開発500人、マーケティング200人の体制、および1500件を超える実績によるノウハウを展開し、「ecbeing」導入サイトの成功を作り出すことができた点が大きいとの考えを示した。


▲売り上げを伸ばすための多様な機能やマーケティングサービスをワンストップで提供

今後もECサイト単体ではなく、Eビジネスのトータルサポート企業として、EC事業者のビジネスパートナーの役割を担っていけるよう邁進するとしている。





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