ベガコーポレーション、LOWYA事業の売上163億円 上期が低迷、巻き返すも微減

ベガコーポレーションの2023年3月期における国内EC「LOWYA事業」の売上高は、前期比0.4％減の163億2000万円となった。
　
上期に売り上げが低迷したため、2022年10月から巻き返しを図ったものの、前年実績をわずかに下回った。


　
旗艦店となる自社ECサイト「LOWYA」の売上高は同8.8％減の77億800万円だった。

ただ、SNSの強化などが奏功し、旗艦店の会員数は同23.3％増の139万人となり、リピーター比率は26.1％に向上した。
　
2023年3月末時点で、同社のスマホアプリのダウンロード数は累計89万件、インスタグラムのフォロワー数は84万人、TikTokは10万人、YouTubeのチャンネル登録者数は2万人となり、SNSによる集客が着実に進んでいる。
　
会員数が100万人に達したという越境ECプラットフォーム事業の「DOKODEMO」の売上高は同47.8％増の6億円超となった。
　
全社ベースの売上高は同0.8％増の169億7300万円、営業利益は同43.2％減の3億3800万円だった。
　
今期は売上高が前期比6.0％増の180億円、営業利益が同77.4％増の6億円を計画している。