2023.05.12

マクアケ、マイクロアド台湾と提携 日本企業の台湾進出と台湾企業の日本進出を支援

アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営するマクアケは5月9日、マイクロアドの台湾法人であり、日本企業の台湾進出支援やマーケティング支援を行うMicroAd Taiwan, Ltd.(以下:マイクロアド台湾)と提携した。「Makuake」でプロジェクトを実施した日本企業の台湾での販路獲得と、台湾企業の「Makuake」を活用した日本進出をサポートする。

マクアケは、プロジェクト実行者が開発背景などのストーリーとともに発表する新商品や新サービスを、サポーターが応援の気持ちを込めて先行購入できるアタラシイものや体験の応援購入サービス「マクアケ」を提供。

日本国内だけでなく海外の事業者もサポートしており、海外で生まれた新しい商品やサービスを日本の生活者へ届けるべく、2018年には専任チームを始動。「Makuake」でプロジェクトに挑戦する事業者と、新商品や新サービスを応援購入するサポーターを繋げている。

このほど、マイクロアドの台湾法人であるマイクロアド台湾との提携を開始した。マイクロアド台湾は、台湾市場の成長に関心を寄せる多くの日本企業のニーズに応えるべく、複数の台湾大手クラウドファンディング事業者と提携し、日本の商品・サービスの台湾への初進出やマーケティングを支援している。

今回の連携によりマクアケは、「Makuake」で応援購入金額の目標を達成した実行者をマイクロアド台湾に紹介し、台湾進出にあたっての支援を受けられるよう後押しする。デジタルマーケティング支援を提供しているほか、複数のクラウドファンディング事業者と提携しているマイクロアド台湾は、プロジェクトの実行者にとって最適な支援を提供することが可能としている。



また、マイクロアド台湾は、台湾のクラウドファンディングプラットフォームでプロジェクトを実施した現地事業者をマクアケに紹介し、「Makuake」を活用した日本進出をサポートする。プロジェクト実施にあたっては、マクアケの台湾担当チームのキュレーターが日本市場や日本の生活者についての知見を提供するほか、プロジェクトページの訴求点についてのアドバイスを行うなど、日本市場進出への挑戦に伴走する。

台湾は、親日家が多いと言われることや生活習慣・文化の近似性、日本製品への関心の高さなど、以前から知られていた進出先市場としての相性の良さに加え、コロナ禍でEC市場が2021年に前年比20%超の成長を見せた(台湾経済部調べ)ことなどを背景に、日本企業のオンラインを活用した進出意欲が高まっている。「Makuake」でのプロジェクト実施後に台湾進出を成功させた実行者の例も多数あり、マクアケに寄せられる台湾進出についての相談も年々増加している。

こうした状況を受け、「Makuake」でプロジェクトを実施した実行者のその後の事業成長をより一層サポートするとともに、台湾で新しいものや体験を生み出している事業者が「Makuake」を活用して日本進出に挑戦することへの支援をより強化していくため、今回の提携に至ったとしている。

マクアケは今後もさまざまなパートナーと連携し、「Makuake」を通して生まれた実行者のアタラシイものや体験を世界中に広めるサポートや、世界中の実行者の挑戦に対する「Makuake」を通じた後押しにより、ビジョンの実現を目指していく考えを示した。




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