2023.04.11

アスクルとLoop Japan、リユース容器を使用した業務用商品販売プラットフォームの実証実験を開始

アスクルとLoop Japanはこのほど、アスクルのBtoBサービスの顧客を対象に、リユース容器を使用した業務用商品販売プラットフォーム「Loop Professional for ASKUL」の実証実験を開始した。BtoBにおける容器リユースのニーズと、本サービス展開に向けた課題を検証し、BtoBにおけるリユースモデル構築を目指す。

アスクルとLoop Japanは、アスクルのBtoBサービスの顧客を対象に、リユース容器を使用した業務用商品販売プラットフォーム 「Loop Professional for ASKUL」 実証実験を開始した。

本実証実験は、Loop Japanが展開する容器リユースモデル「Loop」をアスクルの物流・流通スキームを活用してアスクル顧客向けに展開し、BtoBにおけるリユースモデル構築を目指し実施するもので、東京都の「革新的技術・ビジネスモデル推進プロジェクト」の補助金対象事業としても選定されている。



2022年1月に開始した「Loop Professional」の実装調査の結果から、BtoBの顧客におけるリユース容器商品の導入ニーズを検討したうえで、コスト面や運用面の課題抽出と検証を行うために、地域を限定し行うものとなり、実証実験の結果を検証し、本サービス実装に向けた準備を検討する予定としている。

実験期間は、2023年3月~2023年中を予定。対象地域は、ASKUL LOGISTによる商品配送エリアで、東京都、神奈川県、千葉県をはじめとした首都圏から開始して順次拡大する。対象商品は、業務用アルコール対物用アルコール除菌剤の「LJサニッシュ60 10リットル」、殺菌・消毒用手洗い石けん(希釈タイプ)の「LJハンドソーププラス 10リットル」など。使用後の容器は、ASKULサービスの商品配達時に回収依頼があればその場で回収する仕組みで、配達ドライバーに対し、袋に入れて封をした状態の回収容器を渡す。



アスクルとLoop Japanは本実証実験を通じ、BtoBにおける容器リユースのニーズと、本サービス展開に向けた課題を検証し、「誰でも利用しやすいリユースモデル」を構築することで、日本におけるプラスチック廃棄削減の実現を目指し取り組みを進めていくとしている。






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