ニッピコラーゲン化粧品、今期売上高は65億円超へ オンライン経由の新規獲得は50％に

コラーゲンを配合した化粧品や健康食品の通販を展開するニッピコラーゲン化粧品はこのほど、本紙の取材に対して、2023年3月期の売上高が、65億～70億円の間で着地する見込みであることを明らかにした。2022年3月期の売上高が約60億円であったことから、前期比約10％の増収となる見込みだという。ウェブ経由の新規顧客が増加しており、オンラインの新規顧客の獲得比率は50％に及ぶとしている。
　
ニッピコラーゲン化粧品によると、同社はコロナ以降、毎年2桁増収を続けてきたという。コロナ禍で健康志向が高まっていることから、主力の粉末コラーゲン「ニッピコラーゲン100」の定期購入顧客の利用頻度や購入単価が高まっているとしている。

ニッピコラーゲン化粧品の売り上げの内、健康食品の売り上げは45億円程度。全社売り上げの70％以上を占めるという。

「ニッピコラーゲン100」の売り上げが、健康食品売り上げのほとんどを占めるとしている。

「ニッピコラーゲン100」は、水に溶けやすい粉末状のコラーゲン。カレーやコーヒーなど、日常の食事に混ぜて使うという。

同社によると、同商品の1回当たりの使用量や、顧客1件当たりの利用者の数が増加していることなどが、好調の要因として考えられるとしている。