2023.03.22

ジャックス、ジャックス・ペイメント・ソリューションズを吸収合併 事業集約で業務効率化

ジャックスは3月17日、連結子会社であるジャックス・ペイメント・ソリューションズを吸収合併すると発表した。ジャックス・ペイメント・ソリューションズが提供する後払い決済事業の終了に伴い、事業集約による業務効率化、並びに経営資源の有効活用を図る。

ジャックスは、3月17日開催の取締役会において、連結子会社であるジャックス・ペイメント・ソリューションズの吸収合併を決議した。合併契約締結日は2023年11月、合併効力発生日は2024年3月1日の予定。ジャックスを存続会社とする吸収合併方式で、ジャックス・ペイメント・ソリューションズは解散する。

ジャックス・ペイメント・ソリューションズは、ペイメント市場における取扱拡大を目的として2012年8月に学研クレジットの全株式を取得・社名変更し、ジャックスの子会社となった。従来からの集金代行業務に加え、2014年4月より後払い決済サービス「アトディーネ」を開始し、その後順調に取扱いを拡大してきた。

しかし、昨今の後払い決済業界における市場環境変化に起因する事業採算性、および現行サービスの将来性を総合的に勘案した結果、2023年9月30日をもって後払い決済事業を終了すること2022年11月4日に公表している。

こうした状況を受け、後払い決済サービス以外の事業集約による業務効率化、並びに経営資源の有効活用を図るため、今回の吸収合併に至ったとしている。




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