いつもは3月7日、グループのピースユーが運営するライブコマースアプリ「ピースユーライブ」の流通額が、グループイン後初月で前月比120％の成長を実現するなど好調であることを発表した。新人ライバー特化のイベントなど初の取り組みの実施がユーザーの活性化につながったとしている。ライバーと企業・商品のマッチングサービス「ピースマッチ」の提供も開始した。
ピースユーが運営する「ピースユーライブ」は、誰でも気軽にライブ配信で物が売れるライブコマースアプリ。ピースユーは2023年2月1日に、いつもに正式にグループインしており、このほどグループイン後の流通額などについて発表した。
グループイン後の1カ月目には、流通額が前月比約120％の成長を実現。1日平均あたりの流通額は過去最高額に達した。
いつもは、この期間に主に実施した取り組みとして、初の取り組みとなる新人ライバー特化のイベントや視聴者への還元イベントを挙げた。新人ライバーのイベントには、ハンドメイド雑貨販売の個人ライバー、19歳のアパレルブランド代表、2人組の雑貨店の店員、精肉販売企業の代表などが参加した。これまでのユーザーに馴染みのあるイベントと合わせて、これらの新たな取り組みを行ったことがユーザーの活性化に繋がったとしている｡
加えて国内初となる、売る力の強いライバーと、企業・商品のマッチングサービスの「ピースマッチ」の提供を開始した。同社経由で紹介した企業の商品をライバーに代理でライブ配信販売してもらった結果、短時間の商品紹介で「約40個の商品が一気に売れる」など、ライブコマースならではの盛り上がりを見せた。「ピースマッチ」で現在提供できる商品は、化粧品､女性用下着､サプリメント､雑貨品､アクセサリー､美顔器など約30品となる。
いつもは、ピースユーのグループイン初月から、両社のシナジー創出の1つの成功事例を作り出すことができたとしている｡
今後はさらなるサービスの拡大、シナジーの創出に向けて、商品･販売管理システムの開発･改善、利用ユーザー数の増加のためのイベント広告投資、ライバー数の増加に向けたイベントや商品の供給に注力する考えを示した。
さまざまなメーカー・小売り企業に対し、EC・D2C支援を行ってきたいつもと、ピースユーのシナジー創出に向け、ライバーへの商品提供の仕組みを強化し、企業の主力商品や新商品をライバーがその場で販売できる新しいマーケティングの形を作っていくとしている。
