2023.03.07

Nint、指定ショップの在庫切れ商品が分かる ECリサーチツール「Nint ECommerce」に新機能

指定ショップの在庫切れが確認できる

Nintは2月28日、EC事業者向けにクラウドツール「Nint ECommerce」において、指定ショップの在庫切れ商品を把握できる新機能「在庫状況可視化機能」を追加した。 他社ショップの在庫切れ商品の可視化を可能にし、迅速かつ効果的な売上向上対策などの実施を支援する。

Nintは、大手ECモール(楽天市場、Yahoo!ショッピング、Amazon)の公開データを独自技術で集計し、商品カテゴリ別の流通額やメーカー別シェア、モールに出店する企業の商品毎の売れ筋商品や広告施策の動向分析といった市場動向データを提供することで、EC運営の意思決定をサポートしている。ECモールの市場のトレンド、売れ筋商品、競合店舗の動向などが分析でき、事業戦略策定のための情報収集や販売戦略の企画を効率的に行うことが可能なEC事業者向けクラウドツール「Nint ECommerce」は、1300社以上に導入されている。

このほど、「Nint ECommerce」の新機能として、商品分析機能上で指定ショップの在庫切れ商品を一目で把握できる「在庫状況可視化機能」を追加した。

ECショップが売上を向上させるためには、自社と競合の商品在庫状況の把握が欠かせない。ブランドやショップにとって、在庫切れは売上の減少を招くだけでなく、最終消費者のブランド離反を招くことがあり、ECビジネスにおいて重要な問題となっている。

ECショップは、「在庫状況可視化機能」を使用することで、指定ショップの商品在庫状況を可視化し、仕入れ商品の検討など、次アクションへつながる分析が可能になる。さらに指定ショップごとの前年比売上指数が追加されることにより、売れている商品が在庫切れを起こしていないかを容易に調査でき、さらなる成長を目指す次のヒントを見つけることができる。

また、商品を提供しているブランドが「在庫状況可視化機能」を使うことで、自社の商品がどのショップでどのくらい販売されていて、どのショップで在庫切れを起こしているかの流通実態を把握することも可能だ。在庫切れを起こしているブランドは最終消費者のブランド離反を起こしかねないため、ブランドはリスクを回避するためのヒントを見つける一助とできるとしている。

「在庫状況可視化機能」は、「Nint ECommerce」のEnterprise版業種分析 / Professional版業種分析、商品調査を契約いただいているユーザーが無料で利用可能となる。

Nintは、ECモールの市場・競合の売上を見える化し、データの力であらゆるECビジネスの成長を支援する取り組みを続けていく考えを示した。




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