2023.01.23

【山田CEOに狙いを聞く】w2ソリューション、社名・サービス名変更 タクシーCMなど大型販促も展開

山田大樹CEO(左)と新しいコーポレートロゴ(右)


――サービス名を変更した狙いは?

企業やサービスの認知度をもっと高めたいと考えた。実績は増え、業界内の認知は浸透しつつあるものの、経営層やEC事業に新規参入する企業の方への認知度はまだまだだと感じている。コンペに呼ばれて、実力で採用していただくことも多いが、認知度の面で選ばれなかったこともある。今回、プロモーションを展開することで、営業効率も上がると期待している。

――新設したブランド名に「ユニファイドコマース」というキーワードを採用した理由は?

ECや実店舗、スタッフの接客などをつなぐことで、ユニファイド(統合)されたコマース体験を作りたいと考えている。

オムニチャネル化によって、ECと実店舗のデータ連携が進みつつあるものの、データ連携のみにとどまり、企業がそれを活用できていない状況にあると感じている。これを打開するために、私たちは新たなコマースの形として、「W2 Unified Commerce」を提唱し、世界を変えていきたいと考えている。

これにより、事業者は最高の買い物体験を顧客に提供できる。ECと実店舗、スタッフをつなぐことで、企業と顧客の結びつきを強くし、ブランドロイヤリティーが高まる。さらに、必要なシステムやサービスを導入期から利用できることで、ROI(投資利益率)も上がる仕組みだ。

――社名やサービス名の変更に合わせて、ロゴも刷新した。新しいロゴのコンセプトは?

右上がりの躍動感のあるロゴは、「フラッグ(旗)」をイメージし、「未来をリードし、常に前進していく姿勢」を表している。お客さまと創り出す未来への旗印となるリーダーシップを、矢印形状に込めた。

――企業の体制や実績面でも業界をリードする自信が出てきたのか?

ECプラットフォームを構築する当社だけではなく、グループにはコンサルティングからマーケティングまでを支援できるアップグロースや、デザインやオペレーションを支援するブランデックスがある。

社員もグループ全体で400人近くおり、そのうちエンジニアは7~8割を占める。グループ社員数は今年中に、500人規模になる見込みだ。エンジニアの規模も業界トップクラスになっている。今後、頭一つ抜け出していきたい。


■「W2株式会社」のコーポレートサイト
https://www.w2solution.co.jp/









RECOMMEND合わせて読みたい

RELATED関連する記事

RANKING人気記事