薬局向けのオンライン診療・服薬指導・処方薬配送サービス「SOKUYAKU（ソクヤク）」を提供するジェイフロンティアは1月10日、大阪府を中心に調剤薬局を展開するオレンジホールディングスが、全店舗に「SOKUYAKU」を導入したと発表した。非接触・非対面の需要に対応し、調剤薬局の利便性向上を目指す。
ジェイフロンティアが提供する「SOKUYAKU」は、スマートフォンを活用し、自宅やオフィスに居ながらオンライン診療、服薬指導の受診、最短当日中の薬の受け取りを可能にするオンライン診療・服薬指導・処方薬宅配サービス。
患者向けには、かかりつけ医・薬局の登録、おくすり手帳の機能や、待ち時間なしで処方薬が受け取れる来店予約機能を備える。病院・クリニック・薬局向けには、予約管理機能や問診票管理機能など、オンライン診療やオンライン服薬指導に必要な機能を提供しており、追加の設備投資なしで簡単に導入できる。
このほど、大阪府を中心にグループ全体で127店舗の調剤薬局を展開するオレンジホールディングスは、全店舗に「SOKUYAKU」を導入した。これにより患者は、オレンジホールディングスグループの調剤薬局での服薬指導がすべてオンライン上で完結し、自宅等にいながら薬の受け取りが可能になる。
日本国内で新型コロナウイルス感染症拡大から2年以上が経過し、非接触・非対面の生活スタイルへの変化が進むなか、調剤薬局においても、非接触・非対面の需要に対応するためのオンライン服薬指導・処方薬配送サービスが浸透しつつあるとし、展開する調剤薬局のさらなる利便性向上を目指し、「SOKUYAKU」の導入に至ったとしている。
「SOKUYAKU」は今後も、オンライン診療・服薬指導のさらなる利便性向上を目指し、取り組みを進めていく考えを示した。
