2022.12.12

【動画レポート】楽天市場出店者友の会、抜き打ちでXマスギフトを調査 会員店舗向けのライブ配信で

ライブ配信番組「お買い物覆面探偵団」に密着


楽天市場の出店者で構成する任意団体「楽天市場出店者友の会(友の会)は12月1日、友の会の会員限定のライブ番組「楽天お買い物覆面探偵団」の配信を行った。同番組では、寝具のECを運営するまくらの河元智行社長と、「パジャマ屋イズム」を運営するフレックスの熊坂泉社長が登場。2人は、抜き打ちで購入した「クリスマスギフト」の商品の中身を紹介・解説した。


【<動画>抜き打ち調査の様子】



購入者・出店者の目線で評価


同番組の配信は、「敬老の日」のギフトを取り上げた回に次いで2回目。「ヨックモック」や「澤井珈琲」「Letao(ルタオ)」など13ブランドのクリスマスギフトを取り上げた。

配信された番組は、友の会に参加する店舗の店長など、約100人が視聴した。

河元社長と熊坂社長は、購入したクリスマスギフトの商品について、梱包用の段ボールを開けるところからチェック。クリスマス用に開発された商品なのか、ギフト用商品のパッケージをクリスマス用に変えた商品なのか、といった視点でも解説を行った。

「開けたときのわくわく感はあるか」などといった視点からも、商品をチェック。消費者と、ECの店長の両方の目線から解説を行った。



あるギフト商品を開封した際には、金額が書かれた書類が同梱されていた。河元社長は、「購入者と送り先の名前が同じだったことから、金額が分かる書類を同梱した可能性がある」と考察。

一方で、熊坂社長は「お客さまがどんな買い方をするかは、こちらには分からない。ギフトを贈られる相手が金額を知ってしまうリスクを避けるため、うちの店舗であれば書類は同梱しない」などと話した。


クリスマスギフト商戦は穴場


これまでクリスマスギフトを展開したことがなかったまくらも、今回の番組配信を機に、男性向け枕のクリスマスギフトを開発したという。

河元社長によると、「競合製品の楽天内の広告の画像には、クリスマスっぽい雰囲気のイメージを使用しているものがほとんどなかった」そうだ。

まくらでは、クリスマスツリーを背景に含んだ写真を画像に採用。広告には、「男性向けのクリスマスギフト」であることを強く訴求する文言を盛り込み、他店との差別化を図ったとしている。

河元社長は、楽天市場のクリスマスギフト商戦について、「他のギフト商戦に比べて、参入の余地が大きい。歳暮商戦とタイミングが重なっているし、『誰から誰へ送るのか』というターゲットのセグメントができていないクリスマスギフトが多い。穴場の市場だと思う」などと話した。



友の会では、同番組のほかに、ネットショップの店長を取り上げる番組や、店長同士のつながりを紹介する番組も配信している。




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