2022.10.27

トリゼンダイニング、ドッグフードが67%増収 EC全体の売上は10億円超に

福岡を中心に水炊き専門店を運営するトリゼンダイニングの2022年9月期のペット事業のEC売上高は、前期比67%増の5億円だった。水炊きなどの事業を合わせたEC全体の売上高は10億円を超えるとみられる。
 
カタログ販売などを含む通販の売上高は、本紙推定で13億円。2021年9月期の通販売上高は本紙推定で11億円だった。
 
ペット関連のEC事が、同社の通販事業の成長をけん引したとみられる。ペット関連のEC事業では、2018年7月からドッグフードの販売を開始。約4年で売上高が5億円に達するまでになった。
 
同事業に関して直販事業部の畑邊真一郎氏は、「定期購入が多く、売り上げは安定して伸びている。2023年9月期の売上高についても、7億~8億円になると見込んでいる」と話す。

水炊きECについては、売上高が前期比で微減となったという。「水炊きについては、通販・ECの売り上げが減ったが、実店舗は回復傾向となっている。アフターコロナでも売り上げを伸ばすためには、新たな策も必要になってくる」(同)と話す。

「今後は、水炊きECから幅を広げていく。当社の物流システムを生かし、他社を巻き込んだ、総合的な食のECを実施していくことも視野にいれている」(同)と話している。





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