2022.10.23

韓国雑貨のECサイト「ondat!」、ソウルの最新トレンドを反映 流行前の商品が届く「ワクワク感」提供

韓国雑貨などを販売するGMLSは2020年12月から、日本に向けた韓国雑貨の販売や、トレンド商品のサブスクリプションを行うECモール「ondat!(オンダ)」を運営している。

拠点のあるソウルの最新トレンドをリアルタイムに反映している。流行をいち早く提供できることを強みとしている。

これまでは韓国が好きな日本人ユーザーに向け、韓国のトレンド情報を発信するメディア事業を手掛けてきた。「その商品はどこで購入できるのか」「日本で販売しているのか」などの問い合わせが多くなり、購入できる場としてECモールを立ち上げた。現在、約70ブランドが出店しており、商品数は1000点を超えた。トレンドや商品力などをもとに、日本に紹介したいブランドを選定しているという。2022年末までにブランド数を120種類に増やしたい考え。


▲キッチン用品やマグカップが人気

韓国現地のスタッフが選んだ商品、まだ広く認知されていない商品などが年4回届くサブスクリプション「ondat! シーズンボックス」では、コスメや食品、文房具などを取り扱ってきた。

サイト内では、シーズンボックスに入っているメイン商品を4点公開している。一部を公開することで安心感を与え、残りの商品は何が届くか分からない「ワクワク感」が味わえる。出店ブランドのインタビューなども載せていて、ブランドのこだわりや商品開発の話を読むことができる。

ボックスには 韓国の季節感を感じることができる名所がイラストされている。ボックスの内側にQRコードが付いており、「韓国の春とは」「韓国の夏に行きたい場所は」など、ユーザーにアンケートを取っている。コロナ前に旅行で行ったことがある場所や季節、思い出などからヒントを得てデザインしている。インスタグラムのストーリーを通して質問することもあり、「ユーザーとのつながりはメディアの頃からの強み。意見はなるべく反映させていきたい」(パク・ジフンチーム長)と言う。





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