2022.10.25

プレミア・ウェルネスサイエンス、スキンケアブランド「Reinca」発売 高い品質・安全性のマイクロニードルが特徴

細山紳二社長

化粧品EC大手のプレミアアンチエイジングの子会社で、化粧品や健康食品の開発・販売を手掛けるプレミア・ウェルネスサイエンスは9月22日、ヒト幹細胞培養液を使ったスキンケアブランド「Reinca(レインカ)」を発売した。同ブランドからは、美容液など5製品をラインアップしている。シート状美容液には、針の数や太さに特徴のある、独自開発のマイクロニードルを使用している。高い安全性と品質性を備えているという。「レインカ」は、ドラッグストアなどの店販での流通を前提に開発されたとしている。

「レインカ」は、ヒト成人歯髄培養上清液「ENGY(エンジー) ステムS」をコア成分としている。「肌の細胞をケアする」がコンセプトだ。

同シリーズの複数の商品は、幹細胞培養液の成分を肌に届けるため、特徴的な設計を採用している。

例えば、「二層式クレンジング」の容器は上下に分かれており、中身も、上がピンク、下がイエローとなっている。上下ともに、14日間で使い切る設計。肌のターンオーバーの周期に合わせて、使用する成分が変わるのだという。


▲「Reinca(レインカ)」の二層クレンジング

シート状美容液に採用されているマイクロニードルは、針一本一本の太さと密度が、他メーカーの製品と大きく異なるという。マイクロニードルを太く、高い密度で設計することにより、肌の内部で針が折れるリスクを大幅に低減したという。

マイクロニードルの針の数は、2枚で3900本となっており、成分の肌への浸透が期待できるとしている。

メイン成分である歯髄幹細胞は、東京大学との共同研究で誕生した。幹細胞のドナーの管理ができる体制も構築している。高いトレーサビリティーと安全性、品質を備えているという。

「レインカ」は現在、自社ECサイトとアマゾンで販売している。製品の品質が高いことから、口コミで広がりやすいと考え、ドラッグストアや百貨店など店舗での流通を前提に開発した商品なのだという。

2023年春ごろの店販への流通を目指し、バイヤーへの提案を積極的に行っているところだという。





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