2022.07.13

「Bitfan」運営のSKIYAKI、音声プラットフォームのVoicyと資本提携 クリエイターエコノミーの普及・促進を目指す

クリエイターとファンをつなぐプラットフォーム「Bitfan」を運営するSKIYAKIは7月13日、音声で社会をリデザインするVoicyと資本提携したと発表した。両社が保有するネットワークや蓄積してきた情報・ノウハウなどファンビジネスにおける豊富なアセットを相互に活用し、さらなるクリエイターエコノミーの普及・促進に貢献を図る。

「創造革命で世界中の人々を幸せに」をミッションに掲げるSKIYAKIは、あらゆるクリエイターの創作活動を支援するプラットフォームを開発・運営している。オールインワン型ファンプラットフォーム「Bitfan」をローンチし、ファンクラブ、ECストア、チケット販売などクリエイター活動に必要となる機能を提供しており、展開するプラットフォーム全体の有料会員数は100万人を突破している。

一方、Voicyは、「音声×テクノロジーでワクワクする社会をつくる」ことをミッションに掲げ、音声と技術で人のあり方を変えて、人々の生活をより豊かにする事業を展開。開発・運営する音声プラットフォーム「Voicy」は、会員登録者数が前年比2倍の約150万人にのぼり、審査通過率5%前後のパーソナリティによる「声のブログ」のほか、ニュースが声で聴ける「メディア放送」、企業の声を伝える「オウンドメディア」、朗読が聴ける「オーディオブログ」などを聴くことができる音声コンテンツの総合プラットフォームとなっている。

両社はともに、2021年8月4日に設立されたクリエイターエコノミー協会に参加し、個人の情報発信やアクションによって形成される経済圏であるクリエイターエコノミーを普及・促進させる姿勢を明確にしている。

このほど、Voicyが実施した第三者割当増資の引受により同社の一部株式をSKIYAKIが取得し、資本提携を実施した。今後、音楽アーティストや俳優・声優などのクリエイター基盤に強みを持つSKIYAKIと、文化人やインフルエンサーなどの領域に強いVoicyが双方の得意領域を共有しあうことで、「Bitfan」「Voicy」における相互のクリエイター層の拡大を推進するとしている。

また、Voicyに対し、SKIYAKIが得意とするMD(マーチャンダイジング)やECストアなどのソリューション提供も視野に入れ、クリエイターエコノミーの促進を目指すとしている。



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