2022.05.20

「STORES」、マガシークと「アパレル写真撮影サービス」開始 迅速・高品質な撮影技術で中小アパレル事業者を支援

商売のデジタル化を支援するヘイは5月16日、ネットショップ開設サービス「STORES(ストアーズ)」において、総合ファッションECサイト「MAGASEEK」を運営するマガシークと連携し、中小事業者向けに「アパレル写真撮影サービス」の提供を開始した。年間7000点以上の撮影実績とスピーディーで高品質な撮影技術を持つ「MAGASEEK」撮影チームのオペレーションを活かし、ネットショップの商品写真撮影に関する課題解決をサポートする。

ヘイは、「Just for Fun」をミッションに、こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済の発展を支援。本格的なネットショップが誰でもかんたんに作成できるネットショップ開設サービス「STORES」を運営している。

このほど、数多くの大手アパレル企業のネットショップ構築・運営実績を持ち、総合ファッションECサイト「MAGASEEK」を運営するマガシークと連携し、中小企業向けに商品商品の撮影を代行する「アパレル写真撮影サービス」の提供を開始した。「STORES」の利用事業者に加え、まだ「STORES」でネットショップを開設していない事業者も申込み可能だ。

「アパレル写真撮影サービス」では、ファッションECサイト「MAGASEEK」の撮影チームが写真を撮影し、アパレル以外にもアクセサリーなどの撮影難易度が高いものにも対応する。手頃な価格で、お任せでもクオリティの高い「スタンダードプラン」ち、モデルの起用からロケハン、動画撮影まで柔軟に対応する「ディレクターズプラン」の2つのプランがあり、ニーズに合わせて利用できる。

リモートでの撮影指示が可能で、事業者は申込み後に商品を発送するだけで撮影依頼が完了する。納品画像は「STORES」で作成したECサイトに限らず自由に使用でき、SNSなどでも利用できる。

近年、アパレル事業者のオンライン販売が普及しつつある。経済産業省の調査によると、2020年の「衣類・服装雑貨等」におけるEC市場規模は2兆2203億円、EC化率は約19%であり、どちらも2019年と比べ伸長している。同様にネットショップ開設サービス「STORES」でも、新型コロナを機に中小規模のアパレル事業者のネットショップ開設が相次ぎ、2020年の4月~6月の開設数は、前年同時期対比約5倍と増加した。

ネットショップで衣類や服装雑貨を販売する際に重要なのが「商品写真」であり、特にアパレル業種では、写真の品質が高いほどサイズ感・質感・色味・ブランドの世界観などが消費者に伝わりやすくなる。一方で、魅力的な写真撮影には専門的な機材やスキルが必要であり、初めてネットショップを開設をする中小事業者にとっては課題となっていた。

こうした課題を解決するべくヘイは、数多くの大手アパレル企業のネットショップ構築・運営実績のあるマガシーク社と連携し、「STORES」を利用する中小事業者に向けた「アパレル写真撮影サービス」の提供に至ったとしている。

年間約7,000点を撮影してきたマガシーク社の「ささげ(撮影・採寸・原稿)」オペレーションを活かしたサービスを共同運営することで、アパレル事業者の「写真撮影」における課題を解決し、アパレル中小規模事業者への販売支援のさらなる強化を図る。

消費者行動がオンライン/オフラインの垣根を超えたシームレスな購買へと進む今、それに対応するべくデジタル化・OMO化を進める中小事業者を「STORES プラットフォーム」を通じてより多く支援し、実店舗もネットショップも「まるっと課題解決」できるプロダクトを提供していく考えを示した。



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