2022.02.17

I-ne、国内ECは22%増収 ミストドライヤー、洗顔ブラシなどの美容家電の販売拡大

「SALONIA トリートメントミストドライヤー」などが人気

I-ne(アイエヌイー)の2021年12月期における売上高は、前期比21.5%増の283億9700万円となった。このうち、国内ECの売り上げは同22.1%増。ミニマル美容家電ブランド「SALONIA(サロニア)」のミストドライヤー、洗顔ブラシなどの中高価格帯美容家電の販売拡大が要因となった。
 
この他、2021年9月に発売した睡眠中の乾燥・摩擦ダメージに着目したナイトケアビューティーブランド「YOLU(ヨル)」が、売り上げ予測から大幅に上振れした。
 
全社売上高に占める通販・ECチャネルの割合は約3割とみられる。I-neは今年1月1日付でダイレクトマーケティング本部を新設。オフラインの販路では展開しない、オンライン専用ブランドを複数展開していくとしている。ECのD2Cブランドを経営していける人材の育成にも取り組んでいる。
 
営業利益は同54.4%増の23億3500万円だった。共通資材化によって、コスト適正化が進んで原価率が改善。売上原価率は同5.3ポイント圧縮して46.7%となった。
 
新収益認識基準適用後の2022年12月期の連結売上高は前期比10.2%増の313億円、連結営業利益は同15.6%増の27億円を計画している。



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