2022.02.04

ラクスル、梱包材プラットフォームのダンボールワンを完全子会社化 シナジーをさらに加速

ラクスルの松本恭攝社長(左)とダンボールワンの辻俊宏社長(右)

ラクスルは2月1日、国内最大手の梱包材プラットフォーム「ダンボールワン」を運営するダンボールワンを完全子会社化した。両社のシナジーを生かし、さらなる成長を目指す。

ラクスルは、「ラクスル」事業の成長戦略として、オフィス/産業資材への印刷領域の拡張を推進しており、当該領域における自社サービスとの相乗効果を目的として、2020年12月にダンボールワン社の株式を取得、関連会社化した。このほどさらに追加取得が完了し、2月1日付にて完全子会社化した。

「ダンボールワン」は、ダンボール/梱包材専門通販ECサイトとして4年連続国内売上シェアNo.1を獲得しており、業界最大規模のダンボール製造会社/梱包材メーカーのネットワークを活用した、低コストかつ小ロットの商品提供の仕組みを構築している。提携後は、ラクスルのシェアリング/マーケティングノウハウの活用や両社の顧客基盤の拡大等、協業関係により互いにシナジー効果を創出してきた。

こうした取り組みを通じ、より一層のダンボールワン社事業拡大への期待と、ラクスルセグメントのさらなる成長の観点から、自社の企業価値最大化に資すると判断し、株式を追加取得し、完全子会社化することに合意したとしている。今後は組織拡張、プラットフォーム力の活用、開発投資などを通して両社のシナジーを生かし、更なる成長につなげていく考えを示した。

今回の子会社化にあたり、ダンボールワンの辻俊宏氏代表取締役社長「2020年12月にラクスルにグループ加入後、ラクスルのサポート含め組織を強化、テレビCMなどマーケティング強化をすることで急成長を遂げることができ、想定以上にシナジー効果がありました。今後はこれまで以上に連携し、さらなる成長を目指していきます!」とコメントした。

ラクスルの松本恭攝代表取締役社長CEOは、「日本を代表するダンボール通販のスタートアップを作ってきたダンボールワンの皆様と旅をご一緒できること、とても嬉しく思っています。新しい時代の日本を一緒に作っていきましょう!」と述べた。

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