2021.11.06

シェア買いアプリ「カウシェ」、総額約8.1億円を調達 リリースから流通額33倍、アプリは30万DL突破

写真左からデライト・ベンチャーズ マネージングパートナーの南場智子氏、カウシェの深谷哲史取締役CTO、門奈剣平代表取締役CEO、前本航太取締役COO、 SBIインベストメント の田中正人投資部部長



今回の資金調達に伴い、カウシェの門奈剣平CEOは、「2020年9月にサービスを開始した『カウシェ』は、この1年間、当初の想定以上のスピードで成長をしてきました。月に何十回も『シェア買い』を楽しんでいただいている方がいたり、『“カウシェ”を始めたことで新しい流通が生まれ、無駄に食品ロス/在庫ロスが減った』と喜んでいただける事業者の方がいたりすること、大変嬉しく感じています」と話す。

「お客様や事業者の皆様の反応、そして先日のIVS LAUNCHPADでの優勝といった業界からの反応を肌で感じ、『カウシェ』の可能性に確信を強める一方で、やりたいことの10分の1もできていない現状に、もどかしさを感じています。今回の資金調達を機に、カウシェは採用を強化します。私たちは、社員8名、インターン5名、 副業メンバー40名というまだまだ小さい組織です。直感的に『コマースってもっと面白くなるのでは』と感じる方がいらっしゃったら、初期メンバーとして、一緒に事業・組織を作りませんか?まずは日本、いずれは世界に出ていけるような競争力あるプロダクトを共に作っていきましょう」とコメントした。


【投資家からのコメント】

南場智子氏(デライト・ベンチャーズ マネージングパートナー)

門奈さん率いるカウシェは「シェア買い」という新たな購買行動を社会に定着させる挑戦をしています。久しぶりにショッピング行動が大きくアップデートされる予感がしますね。また、ユニークな人事制度を導入し、業界をリードする会社になるべく、今後組織も大幅に強化し突き進んでいます。働く人も、利用するユーザーも、皆が幸せになるようなカウシェの挑戦をデライト・ベンチャーズは全力で応援していきます。


田中正人氏(SBIインベストメント 投資部 部長)

多くのユーザーの支持を受けて急成長をしているカウシェに出資をさせて頂き、一株主として支援が出来ることを嬉しく思っております。「シェア買い」はユーザーにとっても、出店事業者にとっても大きなメリットのある仕組みであり、ECの購買体験とビジネスモデルを大きく変革出来る可能性があります。またカウシェは、メンバーのスキルを最大限発揮できるよう、日本ではまだ馴染みのない革新的な報酬制度も積極的に取り入れております。志高いメンバーが集う強い組織となることを株主として大変期待しております。私個人としましても「シェア買い」には深い思い入れもあり、全力でご支援をさせて頂く所存です。




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