ソーシャルテック、女性用育毛剤を投入 女性の悩みに着目、開発期間は3年

育毛剤「CHAP UP（チャップアップ）」などを展開するソーシャルテックは10月1日、女性用育毛剤「ふわ姫」を投入する。「チャップアップ」を開発・販売する中で得たノウハウを生かして開発した。女性ならではの悩みに着目した成分も配合しているという。同社が女性用育毛剤を展開するのは初めて。
　
女性用の新育毛剤「ふわ姫」には、センブリエキスや酢酸DL-α-トコフェロールなど、女性特有の悩みにアプローチする5種の有効成分を配合している。ダイズエキスや豆乳発酵液、ビタミンC誘導体、タケノコ皮抽出液など、髪の毛のハリやボリューム、エイジングケアが期待できる成分も配合。配合している成分の数は56種類。「チャップアップ」の独自成分「ジンゲルシックス（ショウキョウエキス）」も、注目を集めている。
　
「ふわ姫」は、ソーシャルテックのコールセンターで蓄積した、顧客の髪の悩みのデータを基に開発したという。
　
ソーシャルテックでは、毛髪診断士の資格を持ったオペレーターが、コールセンターで使用感や使い方などについて、ヒアリングを行っている。女性向けシャンプー「ビオルチア」の顧客などと電話対応をする中で、女性顧客に、「頭皮の肌荒れが心配」「香りにこだわりたい」などといった悩みを持つ人が多いことが分かっていたという。女性の髪の悩みに関するデータをまとめ、「ふわ姫」の開発に生かしたとしている。
　
同社では9月1日、「ふわ姫」を、別製品の定期購入顧客へのクロスセル商材として投入した。一般発売は10月1日となる。