2021.06.21

ECデータバンク、「楽天市場」のスマホ回遊率・転換率をUPさせる「EC-UP」にすべての運用をAIにまかせる「おまかせ機能」追加

ネットショップの自動運営化サービスを提供するECデータバンクは6月17日、楽天市場に出店するショップのスマホ回遊・転換率をアップさせるサービス「EC-UP」において、すべての運用をAIにまかせることが可能な「おまかせ機能」をリリースした。完全自動で「楽天市場」のショップの回遊を高め、売上アップへの貢献を目指す。

「楽天市場」に出店しているショップ向けの「EC-UP」は、スマートフォン商品ページ(「楽天市場」アプリ含む)での回遊率や転換率を高めることができるサービス。申し込み後の初期設定が完了すると、最短2クリックのみでショップで販売する全商品に転換や回遊対策を施すことが可能だ。設定のシンプルさや操作の手軽さが好評を得ており、「楽天市場」で販売されている約68万商品にその仕組みが利用されている(2021年6月17日現在)。

今回リリースした「おまかせ機能」は、「EC-UP」における一切の設定を不要にできる機能。「EC-UP」では、各商品ページ毎に、現在閲覧している商品と似た商品、過去に同時購入されることが多い商品、新商品、再販売された商品など、複数の商品情報を選択して表示でき、表示する位置・デザインの選択も可能だが、「おまかせ機能」を活用することで、これらの個々の選択が不要になる。管理画面上で「おまかせ機能をONにする」を設定すると、今後発売する新商品も含め、全商品の設定・運用をすべてAIにまかせることが可能だ。



AIによって、最も効果のある情報が自動的に表示されるため、ショップ運営者は「EC-UP」ログインすることなく、完全自動でスマートフォン用商品ページの回遊対策・転換対策を行うことができる。また、「基本的には完全自動で運用したいが、一部の商品は手動で設定したい」という要望にも対応しており、選択した商品のみ「おまかせ機能」を利用しないという設定も可能となっている。


管理画面のイメージ

従来より、最短2クリックというシンプルな運用が可能な「EC-UP」だが、新商品の発売時には、新たな商品に対してその都度「EC-UP」の設定を行う必要があり、頻繁に商品展開を行うショップでは、運用の手間が発生していた。ショップ運営の効率アップのためのサービスにも関わらず、そのサービス運用に人的コストがかかっていては本末転倒であるとし、一切の設定を不要にできる運用方法として「おまかせ機能」のリリースに至ったとしている。

「おまかせ機能」は、「EC-UP」の有料のプランを利用中のショップに加え、無料トライアル中でも利用可能。新しい仕組みやサービスは、運用方法を覚えるのが手間だと感じているショップ運営者も「EC-UP」の最適なシステムをすぐに利用できるとしている。



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