ナチュラルファーム、ニッチ市場で需要つかむ ヘアケア青汁1年で5000箱超

単品通販のナチュラルファームが展開する、ヘアケアを訴求する青汁が、発売から1年強で5000箱以上を販売したことを明らかにした。同社によると、「ヘアケア」と「青汁」を掛け合わせた商品は、市場にはほとんどないという。
　
ヘアケアを訴求する「スカルプ青汁」は、ヒハツエキスやビオチンなどのスカルプ成分を配合した青汁。国内の育毛剤メーカーと共同開発した商品だという。同社では「ヘアケアと青汁を組み合わせた商品は、ヘアケア通販のアンファーさんが出しているが、それ以外は見たことがない」（広報担当）と話している。
　
「スカルプ青汁」については当初から、市場のニーズを把握したいという狙いもあり、ウェブ広告を中心に展開してきた。予想よりも早い段階で月商が100万円を突破したとしている。現在は男性に向けて、フェイスブック広告やリスティング広告を展開している。20年2月末からは、ユーチューブでの動画広告の出稿も開始したという。
　
「スカルプ青汁」のニーズが一定数見込めることが確認できたことから、21年は広告出稿を強化する予定だ。芸能人をPRに起用する計画もあるという。女性向けのランディングページも新たに設置し、女性向けの訴求も開始する予定だという。