そごう・西武、マクアケと協業 横浜店に実店舗開設しEC誘引も

セブン＆アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は2月26日、クラウドファンディングサービス「Makuake（マクアケ）」を運営するマクアケと協業して「Makuake SHOP（マクアケショップ）」を、そごう横浜店に出店した。オンライン上でもプロジェクトページを開設。店頭でECへの誘引も積極的に行っている。
　
「マクケアショップ」は、「Makuake」サイトだけで購入できる「オンライン催事」と、ほぼ全ての商品を店頭で購入できる「SHOP」にゾーンを分けて展開している。
　
「オンライン催事」ゾーンで体験できる商品は、ECへの誘引として、サイトに直接飛ぶQRをポップで表示したり、QRの入った名刺サイズのカードを店頭で配布している。
　
現在まで初動の客足は順調だ。「Makuake」ユーザーが多数来店しており、「近未来的製品をリアルに体感できるので、会話を楽しみながら長く滞在している」（広報）と言う。ギフトの選択肢が増えたことで、まとめ買いも見られた。
　
「オンライン催事」ゾーンで体験できる商品は、スマホと連動した盗難防止タグなど、日々の暮らしに役立つ商品が人気。地域活性やサステナブルなど、生産背景が語れる製品の需要がある。