2020.12.12

ラクスル、森永製菓とオリジナルデザインのお菓子が作れるサービスを提供

印刷・集客のシェアリングプラットフォーム事業を展開するラクスルは12月9日、ノベルティ・グッズ制作サービス事業において森永製菓と業務提携し、オリジナルデザインのお菓子が簡単に制作できるサービスの提供を開始した。商品ロゴなどが使用でき、遊び心満載のノベルティグッズとして小ロットから提供する。

【<画像6点>ノベルティ活用イメージ】

ノベルティ・グッズ制作サービス事業の新商品となる同サービスでは、森永製菓のお菓子、「ハイチュウ」「小枝」「ダース」「プリングルス」の取り扱いを開始。誰もが一度は目にしたことがあるお菓子を最少50個からの少ロットで作ることが可能になる。ラクスルのサイトから、商品のロゴマークやフォントをダウンロードしてデザインに使用することが可能なため、本物そっくりのオリジナリティを持った商品を作成できるとし、企業ロゴやオリジナルデザインを印刷したオリジナルのお菓子のノベルティとしての活用を提案している。


「プリングルス」のノベルティ活用

昨今の流通及び販売形態の多様化に伴い、ECの規模は年々増加し、EC化が進んでいる。しかしノベルティやオリジナルグッズの制作では、対面営業やカタログ発注が当たり前となっており、価格や納期がわかりにくく、限定的な品揃えの中から商品を選ばざるを得ないことが多いという課題があったとしている。こうした状況のなか、ラクスルは、ノベルティ・オリジナルグッズを気軽に、豊富な種類の中から選んでほしいという考えのもと、ノベルティ・グッズ制作のプラットフォームとして、商品の取扱い数の拡張やメーカーブランドと提携を実施している。

森永製菓では、これまでもオリジナルデザインのサービスを行ってきたが、限られた顧客にしか認知されていないという課題があったという。今回の提携を通じ、ラクスルプラットフォームを訪れる多くの人にオリジナルデザインのお菓子を提供できるとの考えから、ラクスルの取り組みに賛同し、サービスの提供に至ったとしている。

今回の提携について、森永製菓の新領域創造事業部おかしプリント事業責任者、渡辺啓太氏は、「昨今の流通及び販売形態の多様化を鑑み、自社の販売網だけではなく、弊社のブランド価値を理解・共感頂けるラクスル様との取組みを通じて、より多くのお客様へ弊社のサービスをお届けできると考え、今回提携させていただく運びになりました。双方の企業価値を大切にしつつ、ひとりでも多くのお客様に価値と感動を提供したいと考えております」とコメントした。

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