2020.12.04

【リアル店舗で確認できる】体験型ストア「b8ta」とクラウドファンディング「CAMPFIRE」が提携

体験型ストア「b8ta」

体験型ストア「b8ta(ベータ)」を運営するb8ta Japanは12月4日、国内最大のクラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を運営するCAMPFIREとサービス提携し、「CAMPFIRE」の出品者がプロジェクト期間中に、「b8ta Tokyo」の2店舗に商品を出品できるプランの提供を開始した。

「b8ta」は、2015年に米サンフランシスコ近郊のパロアルトでオープンした体験型ストア。現在では、米国で23店舗、ドバイに1店舗、日本に2店舗の計26店舗を展開。1000以上のブランドが「b8ta」に出品しており、世界26の実店舗には年間300万人以上の来店客が訪れているという。日本では、千代田区有楽町の「b8ta Tokyo – Yurakucho」と新宿区の「b8ta Tokyo – Shinjuku Marui」を展開している。

今回の連携により、「CAMPFIRE」の出品者は、クラウドファンディング支援総額から一定の手数料を「b8ta」に支払うことで、「CAMPFIRE」でのプロジェクト期間中に「b8ta Tokyo」の2店舗および、「BOOSTER STUDIO」(渋谷PARCO 1F)に商品を同時に出品することが可能になった。


プロジェクトの流れ

同プランによりクラウドファンディング支援者は、プロジェクト期間中に実際にプロトタイプを手で触れ体験してから支援することが可能になる。一方出品者は、通常のプロジェクトで「CAMPFIRE」上から取得可能なページビュー数や支援者のデモグラフィックに加え、「b8ta」のダッシュボードからも情報を取得できる。どのような来店客が興味を持ったのか、定量的なデータと製品に関するフィードバックなどの定性的なデータを蓄積することが可能になるとしている。

すでに初期案件として、ユカイ工学のファミリーロボット「BOCCO emo」、ベノサンジャパンの「59Sドアステリライザー」が、それぞれのクラウドファンディング募集期間に合わせて展示されている。また、提携を記念したイベントとして、現在「CAMPFIRE」でクラウドファンディング実施中の商品を実際に手にとって試すことのできるイベントを12月4日より「b8ta Tokyo – Shinjuku Marui」にて開催する。


ファミリーロボット「BOCCO emo」


ベノサンジャパンの「59Sドアステリライザー」

「b8ta」では、同プランを日本および海外のハードウェアスタートアップやD2Cを中心に提供し、新たなマーケティング活動の支援として、年間50件のプロジェクト組成を見込んでいるとしている。

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